昨日(5月12日)に入隊したキム・ヒョンジュン(28)側は「来る6月3日、裁判が開始される」とし、「慰謝料の額に関する妥当性と請求における根拠に関して問われるだろう」と明かした。キム・ヒョンジュンの法律代理人であるイ・ジェマン弁護士は去る12日午後、韓国メディアの取材に応じ、このように述べた。
イ弁護士は「該当の件は、民事訴訟であるだけに、当事者はいなくても代理人が裁判へ出席することができる。女性側から慰謝料として請求されている金額が妥当であるのか、明らかにする」と説明。また「6月3日に裁判が始まる。初弁論準備期日で、慰謝料として請求された16億ウォン(約1億7000万円)という金額について、根拠があるのか問うことになる」と付け加えた。
キム・ヒョンジュンは現在、女性側から妊娠と関連した精神的被害などを名目に16億ウォンの損害賠償請求訴訟を起こされた状況。来る6月3日に予定された初弁論準備期日で両者の法律代理人が顔を合わせる。裁判を通して明かされるべき争点は2つ。元恋人の「昨年5月に妊娠した後、キム・ヒョンジュンの暴力によって流産した」という主張が事実なのか、事実だとしたら、女性に暴力を振るった当時、女性の妊娠についてキム・ヒョンジュンが知っていたのかどうかが核心となる。
これについてイ弁護士は「女性が主張する妊娠と流産に関する根拠は、彼女がキム・ヒョンジュンとやり取りした携帯電話メッセージだけ。この他に根拠はない」と明かした。
また「現在、訴訟で女性が10億ウォン(約1億1000万円)の慰謝料と6億ウォン(約6000万円)の違約金については『女性が昨年、協議金6億ウォンを受け取った事実は女性本人が公開したものであるため、成立しない」としている。
これを前にキム・ヒョンジュンは昨年、元恋人である女性に暴力を振るった容疑で物議をかもした。その後、協議を通して事件は解決したかにみえたが、ことしに入り2人は再び恋人関係に戻り、その過程で女性は妊娠したと主張した。現在、両者は食い違った意見で真実攻防を繰り広げている。
一方、キム・ヒョンジュンは12日午後、京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)陸軍30師団新兵教育大隊に入所した。
WOW!korea提供