“流行の離婚バラエティがまた誕生”SBSが新番組で出演者募集開始、刺激を追い求めるだけで大丈夫?

「私たち離婚しました」から「結婚と離婚の間」などに続きSBSが離婚家庭を対象にする新しいバラエティ番組を企画している。雨後の筍のように発生する“離婚バラエティ”が徐々に刺激的な番組になりつつある。

最近、SBSは公式YouTubeチャンネルとSNSなどを通じて、新しいバラエティ番組の参加者を募集する告知を出した。

告知には「子どものために3日だけまた夫婦になりますか?」と書かれており、離婚夫婦が子どものためにひとつのチームになり、さまざまなチャレンジに挑戦する番組と紹介した。子どもがいる離婚夫婦を対象にし、優勝チームには子どもの学資金が与えられる。また全出演者全員に子どもの専門家による心理相談の機会を提供し、出演料を与えると知らせもした。

このニュースが伝えられた後、ネットユーザーたちの間では論議が続いた。離婚した夫婦の子どもを素材にし番組を企画するという側面で批判の声が相次いでいるのだ。出演する子どもたちが受ける傷を考えないまま、刺激的な話題を探そうとしているだけではないかという声は、初回放送前から懸念の視線を生んでいる。

現在、TV CHOSUN「私たち離婚しました」シーズン1と2をはじめにTVING「結婚と離婚の間」など、離婚を素材にする番組が相次いで制作され大きな関心を受けている。これらの番組たちはある家族の葛藤をありのままに見せ、共感の視線を得ることもあるが、基本的に出演陣の素顔は刺激的な話題のネタとして使われる。

そんな中、SBSまで離婚バラエティ番組を企画しその話題の波に乗った。ますます刺激的になっていくバラエティ番組たち。出演陣たちのリアリティを生かし、葛藤を率直に描くのはいいが、これが果たして肯定的な影響を及ぼすのか、その水準について考えてみなければならない時点だ。

WOW!Korea提供

2022.05.25