ヤン・ヒョンソク被告側の弁護人は、A氏が健康上の理由で証人尋問に参加しなかったことに遺憾を示した。続けて、A氏の健康に実際に問題があるか疑いを示し、当日に迫った期日変更に懸念を伝えた。弁護人はA氏が裁判手続きを軽く考えているのではないかとし「(期日変更を)納得し難い」と述べた。
これに検察はA氏がこれまで誠実に尋問に答えたことを挙げ、「論理的飛躍」と一蹴した。また、A氏が拘置所に収監中の状態で、日曜日に病気で裁判所に連絡できるのが月曜日だけだったとし、「迅速な裁判進行に協力する」と明らかにした。
ヤン・ヒョンソク被告は2016年、B.Iの麻薬使用容疑をもみ消すため、A氏をYGエンターテインメントは社屋に呼んで、陳述翻意を要求して懐柔、脅迫した疑惑を受けている。
これに対して、ヤン・ヒョンソク被告はA氏と社屋で会ったことは認めながらも「脅迫した事実がなく、偽りの陳述をしろと言った事実もない」と一貫的に疑惑を否認している。
なお、延期された5次公判は来る30日に再開される予定だ。
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