俳優のイ・ジョンジェが「第28回全米映画俳優組合賞(SAG)」へ出席するために23日に韓国を出国する。
所属事務所のアーティストカンパニーは同日、「イ・ジョンジェがきょう(23日)夜の飛行機で海外へ出国する」とし、「先に予定されていた日程を消化した後、全米映画俳優組合賞の授賞式に出席する予定だ」と明らかにした。
動画プラットフォームNetflix(ネットフリックス)のドラマ「イカゲーム」は全米映画俳優組合賞の授賞式でテレビ部門の最高賞となるアンサンブル賞を含め、男優主演賞(イ・ジョンジェ)、女優主演賞(チョン・ホヨン)、スタント・アンサンブル賞まで計4部門の候補に上った。
賞金456億ウォンがかけられた生存ゲームに挑戦する物語を描いた「イカゲーム」は、昨年Netflixの全世界ストリーミング1位を席巻した。これに先立ち開催されたアメリカの「ゴッサム・インディペンデント映画賞」で作品賞を受賞し、劇中イルナム役の俳優オ・ヨンスが韓国俳優で初めて「ゴールデングローブ賞」の男優助演賞を受賞する喜びを享受した。
韓国ドラマが全米映画俳優組合賞の授賞式の候補に上るのは初めて。2020年に韓国映画「パラサイト 半地下の家族」の俳優たちが非英語圏の映画で初めてアンサンブル賞を受賞したことがある。
イ・ジョンジェのみならずファン・ドンヒョク監督をはじめに、パク・ヘス、チョン・ホヨン、キム・ジュリョンなどが出席するという。
一方、全米映画俳優組合賞の授賞式は、全米映画俳優組合が主催する授賞式で1995年に始まった。全米映画俳優組合はアカデミー賞受賞の行方を分けるアメリカの4大組合のうち最も多いアカデミー会員数を保有した団体として影響力が大きい。
ことしの授賞式は今月27日にアメリカ・サンタモニカのバーカーハンガー・イベントホールで開かれる。
WOW!Korea提供