12月30日に実施された2021年のMBC演技大賞で、2PMジノが最優秀演技賞とベストカップル賞(イ・セヨンと共同)を受賞した。『赤い袖先』の大ヒットによって、ジュノの演技活動はさらに輝かしいものになっていくだろう。
2021年は時代劇の年
2021年は韓国時代劇が大いに活気づいた年だった。
注目された時代劇を見てみよう。
『哲仁王后』(tvN)
『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』(KBS)
『ホン・チョンギ』(SBS)
『恋慕』(KBS)
『御史とジョイ』(tvN)
こういった時代劇が人気を集めたが、その中でも11月中旬から放送されてきた『赤い袖先』(MBC)がこの1年間の時代劇の盛り上がりを象徴するようなドラマになった。
ジュノはイ・サンに扮して、世子(セジャ)から国王になっていく過程で感情を抑制した演技を披露した。
表現者としても見事であった。まさしく、彼の存在感が『赤い袖先』をとてつもないドラマに変化させていったと言える。
貴重なキャリア
『赤い袖先』は、2021年のMBC演技大賞の主役になった。
ジュノも二冠を達成して、率直に喜びを語った。
「最優秀演技賞を受賞して当然のことだと思っていません。それでも、『一生懸命にやったのだなあ』と自分を慰めることができる幸福な時間だったと思います」
この言葉によって、ジュノがいかにこの成果を自信につなげているかがわかった。
また、ジュノはベストカップル賞を受けた際も「本当にイ・セヨンさんのおかげです。楽しく撮影ができるようにいろいろと助けてくれました」と語り、共演したヒロインに感謝を伝えていた。
彼は心からホッとしたことだろう。『赤い袖先』の撮影に入ってからは極度の緊張感を強いられていただけに、今後はぐっすり眠れるかもしれない。
そして、ジュノはすべてをやりきって本当に貴重なキャリアを積み重ねることができた。
こうして、見事に2021年を締めくくったジュノ。2022年もすばらしい道を歩んでいくことだろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)