BTS(防弾少年団)SUGA、米有名ラッパー故ジュース・ワールドさんの遺作アルバムに参加…“メッセージに共感”

BTS(防弾少年団)のSUGAが、2019年にこの世を去った米国の有名ラッパージュース・ワールドさんの遺作アルバムに参加した。
10日、ジュース・ワールドさんの2番目の遺作アルバム「Fighting Demons」が発売された。
公開されたトラックリストによると、SUGAは3つのタイトル曲のうちの1曲「Girl of My Dreams」に参加した。
SUGAとジュース・ワールドさんの縁は今回が2度目となる。ジュース・ワールドさんは2019年6月にリリースしたBTSのモバイルゲーム「BTS WORLD」のOST「All Night」で呼吸を合わせた。

ジュース・ワールドさんは2018年「Lucid Dreams」で米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で2位を記録。2019年には2ndフルアルバム「Death Race for Love」で、ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で1位を記録した有名ラッパーだ。 ジュース・ワールドさんは2019年米国の大衆音楽授賞式「ビルボード・ミュージック・アワード」で「トップニューアーティスト賞」を受賞した。

その2019年12月8日に21歳という年齢でこの世を去った。死因は薬物の過剰服用であった。 ジュース・ワールドさんの生前作業した曲は現在も愛されている。
今回のアルバムにはSUGAをはじめ、ジャスティン・ビーバー、ホールジー、トリッピー・レッドなどが参加した。
ジュース・ワールドさんの所属事務所Grade AはSNSを通じてSUGAとともにスタジオで作業した写真を公開した。SUGAはアルバムトレーラーで「(ジュース・ワールドさん)才能もとてもいいし、込められたメッセージも個人的に多く共感した」とアルバムに参加した経緯を明かした。

一方、SUGAはデビュー当時からBTSアルバムの作詞、作曲、プロデュースを担当しており、2016年にAgust Dというラップネームで最初のミックステープ「Agust D」を発表。昨年は2番目のミックステープ「D-2」をリリースした。

2021.12.10