第2ラウンドでは、KoontaのステージにBIG Naughty(ソ・ドンヒョン)、続いてBE’O のステージにはファサ(MAMAMOO)が登場!プロデューサーであるMINOも参加したので、BE’Oを挟んでMINOとファサが同じステージで一緒に歌う光景は、音楽授賞式のコラボステージを見ているような豪華さだった。
SINCEのステージには、シーズン9でTOP8まで残った唯一の女性ラッパーMiraniが、チョ・グァンイルのステージにはシーズン6で優勝したヘンジュ(リズムパワー)とAilee、そしてここでもGaekoが加わるという念の入れようだった。
TOP4のラウンドステージ以外にも、TOP8まで残ったラッパーたちによるスペシャルステージ、さらにシーズン9でプロデューサーを務めた「Dynamic Duo」、Paloalto、GIRIBOY、JUSTHISと優勝したLil Boiがスペシャルステージを飾り、まさにお祭りムード満載。観客も疲れ知らずで、終始盛り上がりを見せていた。何度も言うが、これはド深夜の生放送。それで、これだけのクオリティを出せるのだから、ただただすごいとしか言いようがない。
結果的に4位はKoonta、3位はBE’O、2位はSINCE、1位はチョ・グァンイルという順位で、Gaeko&CODE KUNSTチームのラッパーが1、2フィニッシュ。同じチームから優勝者、準優勝者を輩出するのは番組史上初のことであり、女性ラッパーがファイナルに進出し、しかも準優勝するというのも初めてのことだ。
また、チョ・グァンイルとSINCEは、それぞれお父さんがスタジオに観覧に来ていて、何度もお父さんの姿がカメラに抜かれていたが、親の前で良いところを見せられて、そんな親子の温かい関係も感動ポイントだった。
ほかにも、ラッパーたち本人ではなく、プロデューサーのCODE KUNSTが感極まって涙を見せたのもジーンとさせられたし、優勝者発表を前に、一騎打ちとなったチョ・グァンイルとSINCEが2人とも、どちらが優勝してもうれしいと話し、お互いの健闘を称え合っていたのもステキで、誰もが幸せな気分になる後味の良い終わり方だった。
WOW!Korea提供