「静かなる海」制作者チョン・ウソン、「大きな衝撃を投げる物語」

原作の世界観を作ったチェ・ハンヨン監督は「放送時間が増えただけ、ミステリーを1つずつ解いていく楽しみがある。短編が基地の中の事件に集中した一方、シリーズでは地球の状況を見せながら、月で起こる事件が大きな意味と課題を投げかける」と作品を紹介した。宇宙を背景にした韓国初のシリーズ物として挑戦的なプロジェクトとなった「静かなる海」は、ベテラン制作陣が集まって信頼を加える。月と宇宙船内の無重力、低重力モーションのリアル感を活かしたキム・ソルジン振付師のコーチングのおかげで、俳優たちの動きはより一層自然に画面に広がる。

ドラマ「Sweet Home -僕と世界の絶望-」でVFX技術力を披露したWestworldが宇宙の広大な風景を担当し、映画「火車(2011)」「The King(2017)」などで繊細な空間構成能力を繰り広げたイ・ナギョム美術監督が、宇宙船と、ベールに包まれたパレ基地をデザインし、「静かなる海」だけのリアリティあふれる見どころを完成させた。
新人の覇気と老練なスタッフが団結して、輝く原石をさらに深くて豊かな光を持つシリーズに仕上げたSFミステリースリラー「静かなる海」は12月24日、Netflixで公開される。

WOW!Korea提供

2021.12.03