リーダーno:zeが作った振付が話題となり、カバーブームを巻き起こした「Hey Mama」は、この場にいた女子高生たちの中で知らない人はいない。
「WAYB」と共に、女子高生たちも一斉にマネして踊るという珍風景に、見ていたカン・ダニエルも、踊っていたno:ze本人も吹き出しそうになるくらいだったが、笑ってしまうほど熱狂的な光景であり、オープニングから女性パワーがとてつもなかった。
初回放送では、第1次オーディション「クルー選抜戦」の模様が公開された。女子高生たちがクルーごとにパフォーマンスを披露し、マスター軍団8組のうち、4組以上が「IN」ボタンを押せば合格となるルールだ。そして、その女子高生クルーは「IN」ボタンを押したマスター軍団の中から、1チームを選択する機会が与えられ、そのチームの一員として次のラウンドに進出する。この方式は同じMnetの「SHOW ME THE MONEY」シリーズと似ている。つまり、マスター軍団8組は、自分たちのチームに欲しい女子高生クルーを取り合うことになるため、その取り合い合戦も見どころの一つとなった。
それぐらい、女子高生クルーが魅力的だということでもある。全体的に若さあふれるエネルギーとレベルの高さには圧倒されるのだが、すでに、オーディション番組出演経験者やアイドル練習生など話題の女子高生もいるほか、マスター軍団のダンサーたちと縁のある女子高生、この番組の直前、ケンカ別れ(?)して別々のクルーでエントリーした女子高生、ライバル関係にあるクルーなど、「STREET WOMAN FIGHTER」に劣らず、それぞれに抱えた事情やドラマがあるのでなおさら面白い。
そのため、マスター軍団は、圧巻のパフォーマンスを見せるクルーが出てくるたびに、立ち上がって熱視線を送り、ボタンを押すところを見せたり、いち早くコメントをしようと話すタイミングを見計らいながら、自分たちのチームに入ったら、何をしてあげられるかをアピールしたりするなど楽しい心理戦が展開された。
特に、最近バラエティにもよく出ており、キャラクターが際立っている「LACHICA」のGabee、「Hook」のAIKIはトークセンスが抜群で、結局この日は「LACHICA」と「Hook」を選択した女子高生クルーが多かった。次回も「クルー選抜戦」の続きが公開されるが、まだまだすごい女子高生クルーが登場しそうだ。
なお、視聴率をみると、「STREET WOMAN FIGHTER」は初回0.8%(ニールセンコリア調べ、全国基準。以下同じ)でスタートし、最高は第8話の2.9%だった。それと比較すると、「STREET DANCE GIRLS FIGHTER」は初回1.9%を記録し、好調な滑り出しといえる。
WOW!Korea提供