【情報】イカゲーム、BTSなど韓流も大健闘!2021年総括!高校生が選ぶ今年一年の話題・流行ランキング

5) 今年一番流行ったと思う楽曲は?
1位 ミライチズ/夜のひと笑い 8.0%
2位 Butter/BTS 7.0%
2位 ドライフラワー/優里 7.0%
2位 初心LOVE/なにわ男子 7.0%
5位 うっせぇわ/Ado 6.5%
5位 水平線/back number 6.5%
7位 海のリビング/鈴木鈴木 3.5%
8位 10月無口な君を忘れる/あたらよ 2.0%
8位 YOKAZE/変態紳士クラブ 2.0%
8位 雲の上/心之助 2.0%
8位 これからのこと/ケプラ 2.0%
8位 なにやってもうまくいかない/meiyo 2.0%
8位 なんでもないよ、/マカロニえんぴつ 2.0%
8位 フィクション/sumika 2.0%
8位 ベテルギウス/優里  2.0%
8位 ヨワネハキ feat. 和ぬか,asmi/MAISONdes 2.0%

第1位には、「ミライチズ/夜のひと笑い(8.0%)」がランクイン。理由には、「友達が歌ってたりTikTokで流れていたり私もよく聞いていたりしたからです!(高2女子)」「学校で毎日のように皆で口ずさんでました(高3女子)」「TikTokやYouTubeで毎日流れてるのを聴いていた(高3男子)」などが回答されました。第2位には、3曲同率で「Butter/BTS(7.0%)」「ドライフラワー/優里(7.0%)」「初心LOVE/なにわ男子(7.0%)」がランクインしました。

6)今年一番活躍したと思うアーティストは?
1位 BTS 14.0%
2位 なにわ男子 10.0%
3位 YOASOBI 9.0%
4位 優里 8.0%
5位 Ado 7.5%
6位 Saucy Dog 4.5%
7位 鈴木鈴木 3.0%
7位 平井大 3.0%
9位 LiSA 2.5%
9位 LEX 2.5%
9位 村方乃々佳(ののちゃん) 2.5%

第1位には、「BTS(14.0%)」がランクイン。理由には、「今年一年どこでも流れてた(高3男子)」「Butterがとても流行ったと思いました!(高1女子)」「知らない人がいなくなったし、今までBTSに興味がなかった人も曲が歌えるから(高1女子)」などが回答されました。第2位には、「なにわ男子(10.0%)」がランクイン。本調査で4部門に及び名前があがり、確固たる今年の活躍が窺えます。理由には、「デビューして広告でも沢山見かけるしファンじゃない子の間でも初心LOVEがすごい流行ってる(高3女子)」「ジャニーズ事務所から2年ぶりにデビューして朝の番組から深夜の番組まで色んなテレビ番組に出てたから!(高2女子)」などが回答されました。第3位には、「YOASOBI(9.0%)」がランクイン。理由には、「色んな曲が人気で歌ってる人が多いから。(高2女子)」「TikTokで沢山の楽曲が使われていた(高3女子)」「去年と引き続き、今年も紅白に出場する(高2女子)」などが回答されました。

7)今年一番活躍したと思う女性有名人は?
1位 小松菜奈 19.0%
2位 浜辺美波 7.0%
3位 橋本環奈 4.0%
3位 村方乃々佳(ののちゃん) 4.0%
5位 重川茉弥 3.5%
6位 新垣結衣 3.0%
6位 石原さとみ 3.0%
6位 清原果耶 3.0%
6位 中町綾 3.0%
6位 生見愛瑠 3.0%
6位 森七菜 3.0%

第1位には、「小松菜奈(19.0%)」がランクイン。理由には、「菅田将暉と結婚したっていうのもあるけれど、映画やドラマなどでよく見て、よく名前も聞いたから(高3女子)」「結婚がインパクト大!映画も何本も見たしテレビじゃない他のメディアでたくさん見た(高3男子)」などが回答されました。第2位には、「浜辺美波(7.0%)」がランクイン。理由には、「ドラマや映画、バラエティなどに沢山出ていた(高1女子)」「ドラマに映画に引っ張りだこだったから。CMも沢山出演していた。(高3男子)」などが回答されました。第3位には、「橋本環奈(4.0%)」がランクイン。理由には、「映画やドラマにたくさん出ていたから(高2女子)」「かぐや様は告らせたいのファイナルにも出てたし環奈ちゃんは年々演技のお仕事だけじゃなくてバラエティーにも出ててすごいなあ!って思いました!!(高2女子)」などが回答されました。

8)今年一番活躍したと思う男性有名人は?
1位 菅田将暉 10.0%
2位 山田裕貴 9.5%
3位 コムドットやまと7.0%
4位 眞栄田郷敦 5.0%
5位 吉沢亮 4.0%
6位 おいでやすこが 3.5%
6位 高杉真宙 3.5%
9位 目黒蓮 3.0%
9位 横浜流星 3.0%
10位 北村匠海 2.5%

第1位には、「菅田将暉(10.0%)」がランクイン。理由には、「映画やコントドラマをやったりアーティストとしてもだし全方面で活躍していたと思う。(高3男子)」「男女ともから人気でご結婚もされたから(高1女子)」などが回答されました。第2位には、「山田裕貴(9.5%)」がランクイン。理由には、「ドラケン役をやってからの人気がでかい(高1男子)」「ドラマと映画の活躍で今年一気に人気が出たと思います!(高2女子)」などが回答されました。第3位には、「コムドット やまと(7.0%)」がランクイン。「今年一番結果を出したのはコムドットやまとだと思う(高3男子)」「チャンネル登録数の増加もすごいし活動に目が離せなかったからです(高2女子)」などが回答されました。

9)2022年に流行ると思う物事は?※散見された回答から抜粋
(今まだ世間では話題になっていない、流行りの前兆がじわじわと感じられる、来年流行るとこと間違いなしの言葉・物事・人・食べ物などなんでも教えて!)

・言葉「はにゃり」
過去調査*¹で流行っている言葉1位にもランクインした「はにゃ?」の進化系

・言葉「キャパい」
ギャルの間で2021年下半期から使われ始め、来年は一般高校生の間でも使われ始めそう

・人物「imase」
シンガーソングライターでTikTokで弾き語りをした「逃避行」が人気を集めている

・人物「きゃない」
シンガーソングライターで少し歪んだ歌詞で鬱っぽい楽曲がTikTokでじわじわと注目されている

・人物「宮世琉弥」
来年人気に火が付きそうなイケメン俳優

・コスメ「メンズコスメ」
ジェンダーレス思考で男子もニベアの色付きリップを使っているのが定番。思春期の肌コンプレックスなどもメイクで隠す時代になってくる

・食べ物「クリームブリュレ」
クリームブリュレの飲み物やコンビニスイーツが流行りそう。コンビニで販売されている「ザクっとクレームブリュレ」が話題を集め始めている

・アプリ「LINE VOOM」
LINEタイムラインが一新してリニューアル中。動画プラットフォームとしてTikTokのようなショート動画をLINEで投稿し始めるユーチューバーやインフルエンサーが増えている

・漫画/アニメ「ブルーピリオド」
アニメ化して高校生の間で話題になっている

*¹2021年夏!高校生最新トレンドランキング

【2021年トレンド総括】
今年の流行語大賞予想の上位には、エンタメとコロナ関係がまとまって選出されました。流行語や流行った物事として、3部門で「イカゲーム」が1位にランクインしており、今年9月の配信から熱が冷めないことと相まって圧倒的な関心を集めた結果となりました。ブームの背景には、Netflix (ネットフリックス)により全世界同時に配信が行われたことや、特徴的な衣装がハロウィンで真似をしやすかったこと、作中の『だるまさんがころんだ』という遊びの二次創作フィルターがTikTokを中心に流行ったり、全盛するメガプラットフォーマーならではのスピード感が挙げられます。

さらに、6位・10位にランクインした「SDGs」、「ジェンダー平等」などのテーマも高校生に関心があることが窺えます。来年以降も企業ではCSR(企業の社会的責任)の取り組みに注力し、Z世代の若年層を巻き込む活動やアピールによって行動改革を行っていくことが課題となるでしょう。

また、今年一番印象的だったニュースでは、11月に発表された「菅田将暉と小松菜奈結婚(すだなな結婚)」が1位となり、併せて今年一番活躍したと思う有名人男女別部門の1位にも夫婦それぞれが1位にランクイン。高校生が支持する人気者同士の結婚発表であったことが見受けられました。

来年の流行の兆しとしては、2021年平成ギャルブームからギャル語に興味が集まっていることや、依然としたTikTokの人気と動画プラットフォームからの流行発生、クリエイターの戦略的な二次創作の許可がより広まっていくことでしょう。

今後も弊社では学生と企業の橋渡しを行い、様々なプロジェクトを行ってまいります。

【渋谷トレンドリサーチとは】
1995年から渋谷の女子高生を対象とした月間の街頭アンケートをスタートし、1998年より調査エリアを東京・名古屋・大阪の三都市に拡大。1990年創立より30年以上継続してZ世代・ティーン市場におけるマーケティングリサーチを行っており、メディアや企業様に調査データをご提供してまいりました。
現在は流行に敏感な高校生に毎月独自の調査を行い、最新トレンドや情報をとらえ、トレンド発生の要因や動向を分かりやすく解説します。

【調査概要】
調査テーマ 『2021年の流行に関する調査』
調査対象 高校生(15~18歳)男女比(男子5:女子5)
調査期間 2021年11月22日(月)~2021年11月26日(金)
調査方法 WEBアンケート調査
有効回答人数 200名

出典:「渋谷トレンドリサーチ/(株)アイ・エヌ・ジー」URL(https://www.i-n-g.co.jp/

2021.11.30