・ソ・ジヘさんに伺います。この作品でアドリブが多かった理由とご自身の印象に残っているアドリブは?
ソ・ジヘ:どのシーンもアドリブがありました。どんなセリフがあったかしら?
ソン・スンホン:アドリブ?
ソ・ジヘ:たくさんあったから。
ソン・スンホン:監督は台本どおりに進めないタイプなんです。やりたいようにやらせてくれました。
ソ・ジヘ:実は撮影を始めた頃、少し苦労したんです。今まで経験した役は静的な演技が多かったので、最初は動的な演技に違和感がありました。アドリブを言う時も怖かったんですよ。そのシーンに合う演技なのか不安だったからです。やりすぎたらいけないので、最初はビクビクしながら演じていたんです。でも監督から、自由に何でもやってみろと言われて、少しずつアドリブを混ぜていきました。シーンの雰囲気に合わせて、言えるようになったんです。そのシーンに合うようなセリフを、さっと言う必要があるので、自分の知識を総動員しました。
・本作はご自身にとって、とってどんなドラマですか?“最高のドラマだ”とか“人生観や恋愛観が変化したドラマだ”など
ソン・スンホン:この作品は僕にとっての癒やしでした。ヘギョンは精神科医として、セラピーによって患者さんの心を癒やしていくんです。劇中に恋愛シーンやコミカルなシーンも、もちろんありました。でもドヒの心の傷をじんわり癒やしてあげるような、温かいシーンもたくさんありました。ドラマの撮影とはいえ、実際の僕自身にない一面を発見できたんです。誰かを温かくケアして癒やしてあげる、そういう役を演じることで僕も癒やされた気がしました。
ソ・ジヘ:自分にとってのこのドラマの意味?私にとってこのドラマは、カメレオンのような作品です。このドラマは大きなジャンルとしてはラブコメでした。でも人生で経験しうる、波乱万丈に富んだ物語も盛り込んだ内容になっています。私が演じたドヒという役も、少し悲しい一面もあるし…ある意味、怖い面も持ち合わせてます。ヘギョンとの仲はとてもロマンチックです。そして会社で働いている時のドヒの姿からは、人間味のようなものも感じられます。さまざまな面を持ち合わせた姿を演じることができて、とても面白かったです。人間は誰しもいろんな姿を見せたり、さまざまな事態に直面したりしますよね。私にとっては多くのことを経験できた作品でした。
・DVDを楽しみにしている日本の皆様にメッセージをお願いいたします。
ソ・ジヘ:日本でご覧いただけると聞き、うれしいです。ぜひお楽しみください。応援よろしくお願いします。
ソン・スンホン:このドラマが 日本でもご覧いただけると聞きました。僕とジヘさんが
ステキな共演者と一緒に楽しく作り上げたドラマです。皆さんもこの作品を見るときっと心が癒やされることでしょう。ぜひお楽しみください。よろしくお願いします。
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