韓国大型制作会社である「スタジオドラゴン」が、2021年第3四半期の売り上げが1161億ウォン(約111億円)と、全年同期と対比して9.2%成長したと、4日に明らかにした。
「悪魔判事」、「君は私の春」、「海街チャチャチャ」、「ハイクラス」、「ユミの細胞たち」など、マルチなジャンルのコンテンツを様々なプラットフォームに流通させ、韓国国内外のレファーランス拡大に力を注いだ結果だと分析した。
営業利益は前年同期と対比して、9%減少した146億ウォン(約14億円)を記録した。昨年の同期は中国販売による高い規定効果の影響を受けたが、新作のASP(平均販売単価)成長の勢いを維持し、強固な利益構造を見せた。
全体の売り上げの内、販売売り上げは649億ウォン(約62億円)と、前年同期と対比して27.7%成長した。「海街チャチャチャ」の全世界的人気と、「キングダム」シリーズのようなOTT向けのオリジナル政策で高成長した。第4四半期もやはりデジタルラインナップ供給拡大を推進し、販売成果を引き上げる戦略だ。
スタジオドラゴンのカン・チョルグ代表理事は、「スタジオドラゴンは韓国国内で初めてAppleTV+シリーズのオーダーに成功し、アメリカ市場に一歩踏み出した」とし、「これ以外にもNetflixUS、ディズニー+などグローバルメジャーOTTとの協業を追加的に具体化していき、日本など多様な市場へと進出範囲を広げるなど、グローバル市場拡大を実現していく」と伝えた。
WOW!Korea提供