ドラマに登場した「ムクゲの花が咲きました(だるまさんが転んだ)」、「タルゴナ(カルメ焼き)の型抜き」、「ガラスの橋渡り」をアレンジしたゲームで、セットもさることながら、資料映像や音楽もNetflixから全面提供を受けるなど、本格的なパロディだった。
イ・ジノは十八番のモノマネである映画「タチャ イカサマ師」のクァク・チョルヨン(キム・ウンス)に扮していたが、チームの芸人たちは「イカゲーム」の主要キャラクターになりきり、おじいさんのオ・イルナム(オ・ヨンス)の「もうやめてくれ!みんな死んでしまう」など劇中の印象的なセリフも交えながら、面白おかしくモノマネをするシーンは大爆笑の連続。
ヒチョルも扮装はしていないものの、サンウ(パク・ヘス)や、「ガラスの橋渡り」に出てきたガラス工場で30年以上働いていた13番の男を再現するなど、「イカゲーム」をよく見ていると思われる面白いポイントをモノマネしたほか、シンドン(SUPER JUNIOR)の圧倒的な存在感も光っていた。
シンドンはヨンヒ人形に完璧になりきった後、フロントマンにも扮し、ゲームの進行役を担うなど、ある意味最も目を引いていたかもしれない。
また、ゲームでもタルゴナの型抜きをするとき、ドラマ同様、裏面を舐める方法を試してみたり、橋渡りでは制限時間が迫ってくると、後半のメンバーたちは列をなしてゾロゾロ移動していくなど、ドラマを見た人にはより楽しめる内容だった。
こうして、新メンバー加入と世界的に話題の「イカゲーム」のパロディで勝負をかけた第304話だったが、視聴率は2.4%だった。今後、ゲストとして好評のうちに終了した女性ダンサーたちのサバイバル番組「STREET WOMAN FIGHTER」(Mnet)の8組8人のリーダーが出演する回が11月中に放送されることも発表されている。話題性のあるゲスト、企画力でこの不振を打破できるだろうか。
WOW!Korea提供