大麻常習吸引の疑いで逮捕されたBTOBの元メンバーチョン・イルフンの控訴審二次公判で、控訴状の一部が変更され、今後量刑に影響を与えるのか注目が集まっている。
7日午前、ソウル高等法院第13刑事部(チェ・スファン部長判事)の審理で開かれたチョン・イルフンなど計8人の麻薬類管理に関する法律違反控訴審第二公判が開かれ、チョン・イルフンは囚人服を着て被告人席に姿を現した。
第二公判ではチョン・イルフンの公訴事実の一部が変更された。チョン・イルフンをはじめとする被告人に対し、詐欺に遭ったり未遂後に追加料金を支払った部分が控訴状で削除され、控訴事実も変更された。
裁判所は「訴状変更を許可するが、チョン・イルフン大麻吸引部分で抜けている部分がある。追加するように」と要請した。また、追徴金の問題は弁護人同士で整理し、次回の期日に結審公判が進行できるように書類を作るよう要請した。
チョン・イルフン側は変更された公訴事実をすべて認めた。また、ファンの嘆願書も裁判所に提出した。チョン・イルフンの法律代理人は「海外ファンからたくさんの嘆願書が到着した。前回も一度提出をしたが今回も翻訳したものを持ってきた」と嘆願書を提出した。
またチョン・イルフンは、7月から10月までの合計58回反省文を提出したことが伝えられた。9月2日の1次公判後に出した反省文だけでも20件にのぼる。反省の意を強く表明し刑の軽減を願うものと見られる。
チョン・イルフンは 2016年7月5日から2019年1月9日までに他の被告人と共謀し、161回にわたり約1億3000万ウォン(約1200万円)相当の大麻を購入し吸引した疑いで、1審で懲役2年と追徴金1億3300万ウォン(約1250万円)を言い渡された。
実刑宣告で法廷に拘束されたチョン・イルフンは、大麻購入及び吸引回数で間違った部分があり法理的誤認があるという理由で控訴状を提出した。次の期日は11月4日午後2時40分である。