Netflix「イカゲーム」、全世界で8200万人が視聴 ジェフ・ベゾス氏も注目

 

ファンたちが「TikTok」の動画で「イカゲーム」に関連したキャンディを作る方法を勉強したり、ハロウィンの衣装・まくら投げ・名刺などドラマにヒントを得た商品が売れたりするという現象も起きている。

NetflixのグローバルTV責任者であるベラ・バザリアは、「『イカゲーム』は大胆なビジョンを持つファン・ドンヒョク監督の作品だけに、韓国で大きな人気を得るだろうと思っていた」と話す。

Netflixは韓国だけで2015年から2020年まで80本の映画とドラマシリーズ制作のために7億ドルを投資しており、今年さらに5億ドルを投資する計画だ。コンサルティング大手のデロイトは、Netflixが韓国経済にもたらした経済効果は5兆6000億ウォン(約5265億円)に達すると推計している。

アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス氏も「イカゲーム」に関心を示す。

ベゾス氏は最近ツイッターで「リード・ヘイスティングス(NetflixのCEO)とテッド・サランドス(同CCO)、Netflixのスタッフたちはしばしば正しい答えを探し出す」とし、「彼らは容易ではないグローバル戦略を成し遂げようとしている。印象的で刺激的だ」と投稿している。

「イカゲーム」の出演者たちは今月6日、米NBCの人気トークショー「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に特別ゲストとして出演する。主演俳優のイ・ジョンジェとパク・ヘス、チョン・ホヨンらが出演する予定となっている。

「イカゲーム」は人生のどん底に追い込まれた456人の「ルーザー」たちが、命がけのサバイバルゲームで456億ウォンを獲得するため繰り広げる争いを描いたドラマ。

WOW!Korea提供

2021.10.04