韓流10周年を記念し日本のファンからの投票で行われた「韓国ミュージック大賞」で男性ソロ部門のグランプリの栄冠を手にし、改めてその人気の高さを証明した韓国の歌手で俳優のキム・ヒョンジュン(SS501リーダー)が10月21日(月)千葉・幕張メッセ国際展示場にて「KIM HYUN JOONG Premium Live “TONIGHT”」を開催、20日、21日の2日間で2万人を動員した。
同公演は9月15日、16日に台風18号の接近に伴い中止となった公演「キム・ヒョンジュン 野外ライブ&花火@横浜赤レンガ!!!」の振替公演で3rdシングル「TONIGHT」の購入者を対象としたスペシャルイベント。
韓国3rdミニアルバム「ROUND 3」から「Unbreakable」のミュージックビデオでライブがスタート。
キャップを被り、素肌にブラックのパーカー、ブラックのパンツと黒で統一したスタイルでキム・ヒョンジュンが登場すると、悲鳴にも似た歓声が場内に響き渡り、グリーンのペンライトを持つファンがオールスタンディングで迎える中、「Unbreakable」でオープニングを飾ると会場は一気にヒートアップ。
「Break Down」では高く上がる炎の演出も加わり、迫力ある歌とダンサーを従えた圧巻のダンスパフォーマンスが繰り広げられると大きな歓声が上がった。
3曲続けて披露したキム・ヒョンジュンは「こんにちは。キム・ヒョンジュンです」とあいさつ。
「今日はたくさんの方が集まって下さいました。朝目覚めた時、お昼の公演ですので、今日はどうやってコンディションを整えようか考えました。でもこんな経験は一度や二度じゃないですよね。いざ、コンサートが始まったら“一番の力をもってできる”と確信を持って、目覚めました」と彼らしい言葉で意気込みを示した。
ここで、「今日はお昼のライブなので、身体をほぐしてみましょうか」とキム・ヒョンジュンのレクチャーで会場のファンと一緒に声を出す練習をすることに。
低音、中音、高音、そして一番大きな声と自ら声を出し、ファンを盛り上げていくキム・ヒョンジュン。
マイクの部分が「H」のスタンドマイクを使ったマイクパフォーマンスも取り入れながら「Please」を届けると会場には大歓声が響き、「Your Story」をスポットライトに照らされたステージで歌った。
スタンドマイクをハンドマイクに持ち替えて歌う彼に、ワンフレーズごとに「キム・ヒョンジュン」コールで熱く応援し、盛り上げるファンたち。
「次の曲はみなさんの為の曲だと思います。僕が生きてきて、もちろん周りには友人、家族、スタッフとたくさんの人に囲まれていますが、その中で、僕が生きていく大きな理由はファンの皆さんだと思っています。この曲を皆さんに捧げます」とバラード曲「僕が生きているのは」をその思いを乗せて熱唱。
その歌声にうっとりと酔いしれるファンたちの心と彼の心が一つになった瞬間だった。
続いて、「一緒に歌って下さい」と「Tonight」を日本語で披露、客席のファンも一緒に口ずさみ、大合唱へ。
「次の曲では思いっきり、跳ねて下さい」と「Lucky Guy」を。
ヘッドマイクに変えてステージ狭し、と繰り広げられる熱の入ったパフォーマンスで魅了したキム・ヒョンジュンは途中サブステージへと移動。
サングラスを外し、会場を見渡す彼の仕草にファンの心は躍り、テンションは急上昇。
「U」では「♪U~」とサビの歌詞で会場の四方八方を指さす度に大歓声が上がり、「Kiss Kiss」では椅子に座って歌い、ダンサーと一緒に華麗なステップも見せた。
「みんなで笑おう」という意味を込めて「SMILE」を歌唱。途中ヒップダンスが披露されるとファンも大興奮。
「I’m Yours」では帽子を使ったダンスパフォーマンスを披露した。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)