「BTS(防弾少年団)」も慕う料理研究家ペク・ジョンウォンの新番組がKBS第2で6月28日(月)にスタートした。ペク・ジョンウォンがKBSとタッグを組むのは初めてとなり、2年前から準備してきた大型プロジェクトだという。
番組冒頭、スタッフとのミーティングで、「使命感を持って臨まなくてはいけない番組」と意気込むペク・ジョンウォンは、「BTS」や「SEVENTEEN」をK-POP戦士というぐらい、彼らが先頭に立って韓国文化を広めてくれていると感謝しながら、外国文化というのは、その国のアーティストを通じて関心を持つが、結局その国の魅力にハマるのは“食べ物”だと力説。韓国料理を外国人に学んでほしいとし、外国人の間で、韓国料理ブームが起きたら嬉しいと番組の趣旨について語った。
そこで番組名は「ペク・ジョンウォンクラス」。ペク・ジョンウォンが、韓国生活の長いさまざまな国籍の外国人たちに韓国料理の基本テクニックを教えるというクッキングクラスだ。ただ、ここで一つ問題があるというペク・ジョンウォン。英語が話せないというのだ。そこで、一緒に番組を進行していくパートナーとして、白羽の矢が立ったのがソン・シギョン。「英語が上手い」、「料理が上手い」、「しゃべりが上手い」、「ペク・ジョンウォンと仲が良い」、「お酒が好き」という理由で選ばれたようだ。
ペク・ジョンウォンいわく、ソン・シギョンとは意外にプライベートでよく会うのだという。「何で僕を呼んだんですか?」と理由が気になるソン・シギョンに、ペク・ジョンウォンは芸能人の中で英語が上手いといえば、ソン・シギョンだからと答えていた。たしかに番組中、ソン・シギョンが外国人生徒たちと英語で会話する姿がたびたびキャッチされていた。
また、ソン・シギョンは韓国料理のいろいろなレシピを勉強できるいい機会だとしながらも、「視聴率が良くなければいけないんだけど」と視聴率へのこだわりを見せた。というのも、レギュラー出演していた料理バラエティ「赤頬神仙遊び」(MBC)が視聴率1~2%台で停滞し、6月4日(金)に終了したばかりなのだ。
ペク・ジョンウォンも最近、SBSの「おいしさの広場」と「路地裏食堂」の視聴率が低迷し、マンネリ化が指摘されており、「おいしさの広場」はテコ入れを図ったばかりだが、本人はあまり視聴率を気にしていないようだ。
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