韓国俳優イ・ビョンホンを脅迫した容疑で実刑を宣告されたモデルのイ・ジヨンとガールズグループ「GLAM」のダヒが最初の控訴審公判で涙を見せた。
5日午後4時、ソウル中央地方裁判所では暴力行為など処罰に関する法律違反(共同恐喝)で拘束起訴された2人に対する最初の控訴審公判が行われた。
この日、イ・ジヨンは最終弁論で「今回の事件により、被害者と被害者の家族に被害を被り、申し訳なく思っている。反省をたくさんしていて、申し訳ないという言葉しかない」と涙ながらに話した。ダヒ(GLAM)も涙を流しながら「愚かな行動だと悟った。被害者に心からもう一度謝罪する。育ててくれた両親に申し訳ない。全てに申し訳ない。ごめんなさい」と述べた。
これに先立ち、先月15日に開かれた第1審宣告でイ・ジヨンは懲役1年2か月、ダヒは懲役1年を宣告された。その後、検察とイ・ジヨン、ダヒは告訴状を提出した。
一方、検察によるとイ・ジヨンとダヒはA氏の紹介で数回会ったイ・ビョンホンにわいせつな映像の一部を見せ、現金50億ウォン(約5億円)を要求。これに対しイ・ビョンホンはすぐ警察に告訴し、2人は恐喝未遂容疑で去る9月に拘束された。
2人は、昨年10月に開かれた第1次公判で弁護人を通じて、映像を口実にイ・ビョンホンに5億円を要求した事実を認めた。だが、その過程と経緯など具体的な内容は控訴事実と異なると主張した。
現在、イ・ビョンホンは来る4月の出産を控えた妻イ・ミンジョンと共に出産準備をしている。4か月間、米国に滞在していたイ・ビョンホンは先月26日、イ・ミンジョンと共に帰国。当時、イ・ビョンホンは取材陣に「有名人として、そして家長として、失望感と不快感を与えてしまった。深く反省し、これからも反省する」と明かした。
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