「BTS(防弾少年団)がオンタクト公演の歴史に一線を引いた。
「BTS」は17日、公式YouTubeチャンネル「BANGTANTV」を通じて、BTS LIVE STREAMING「BANG BANG CON 21」(部屋で楽しむ「BTS」のコンサート)を開催。最大同時視聴者数が270万人を超えたことが分かり、改めて「BTS」のグローバルな人気を証明した。
これに先立ち、「BTS」は昨年6月、リアルタイムライブ公演「BANG BANG CON The Live」を通じて、約75万6600人のARMY(「BTS」のファンの呼称)と触れ合った。当時も「BTS」は韓国や米国、英国、日本、中国など107地域のファンを一堂に集め、世界的な“BTSブーム”を実感させた。
また、米国のライブストリーミングソリューション企業Kiesweモバイルとのコラボはもちろん、マルチビューストリーミングシステムを構築し、決められた画面ではなく、同時に再生される異なる6つのマルチビュー画面の中から見たい画面をリアルタイムで選択できるように提供し、さらに豊かな公演文化をリードしたと好評を博した。まるでビデオ通話をするかのようにメンバーたちを間近で見ることができるクローズアップから、華やかな振付を満喫できるフルショットを通じて、オンラインではあるが、オフラインで公演を楽しむような雰囲気を出したというわけだ。
このような「BTS」の熱気はギネス世界記録にもつながった。昨年7月、英国ギネスワールドレコードは公式ホームページを通じて「『BTS』の『BANG BANG CON The Live』が、最も多くの視聴者が見たライブストリーミング音楽コンサートとして、新しいギネス世界記録を達成した」と発表。続けて「『BTS』はK-POPアーティストとして初めて、米国アルバムチャート1位の記録を含め、韓国最多アルバムセールス、ツイッター最多活動(平均リツイート数)、最短TikTokフォロワー100万人突破など多数のギネス記録を保有している」と明かした。
毎回アルバムはもちろん、コンサートのたびに新記録を打ち立てている「BTS」。約8時間行われた今回の「BANG BANG CON 21」でも、爆発的な話題性をみせた。コメント欄にリアルタイムの書き込めが休む間もなく相次ぎ、関連キーワードがツイッターの世界トレンドランキングをすべて埋め尽くした。そして、ファンは公演を鑑賞しながら、各種SNSやWeverseに「#BANGBANGCON21」などのハッシュタグと共にコンサートを楽しむ姿を共有し、お祭りを楽しんだ。
韓国を越え、世界的に注目される「グローバルアーティスト」に成長した「BTS」が今後またどんな一味違う活動やコンセプトのアルバムで、ファンに笑顔と癒しを届けるのか期待される。
WOW!Korea提供