コン・ユは、4月12日にソウル市内で行なわれた映画『徐福(ソボク)』のメディア試写会に出席して、舞台挨拶を行なった。その中で、自分が演じるキャラクターについて語ってくれた。
ミン・ギホンという男
舞台挨拶でコン・ユは、「完成版を今日初めて見たのですが、ミン・ギホンの初登場の場面がかなり編集されていましたね」と語った。
さらに、コン・ユはこう続けた。
「本来、便器を抱えたまま吐き気をもよおす場面がキャラクターとしての初登場になっています。実際の撮影もその場面から始まりました」
このように、印象的な初のシーンを説明してくれた。
「実は、不健康な印象を与えるために、顔の肉も落としてみました。ミン・ギホンという役が、苦痛を抱える人物というイメージを定着させようと思ったのです」
コン・ユは、ミン・ギホンになりきるために、意図的に減量したことも説明してくれた。
こうした彼のコメントによって、ミン・ギホンのキャラクターが浮かびあがってくるかのようだった。
映画『徐福』では、パク・ボゴムが遺伝子の組み換えによって人造的に作られた複製人間を演じている。いわば、クローン人間だ。そのクローン人間を争奪する争いの中で、コン・ユは国家機関のエージェントであるミン・ギホンに扮している。
映画『徐福』は4月15日に劇場とオンラインで公開される。
文=「ロコレ」編集部
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コラム提供:ロコレ