韓国リアリティ番組「妻の味」側が、出演者だった女優ハム・ソウォン(44)に関する物議について謝罪し、シーズン終了を決定した。
TV CHOSUN「妻の味」側は8日、立場文を発表し「最近物議をかもしている女優ハム・ソウォンさんに関する事案について、製作陣の立場をお伝えする」とした上で、「事実関係を正確に把握するため、公式立場を出すのが遅れた点をご了承願いたい」と明かした。
続けて、「妻の味」側は「様々なスター夫妻を通して、それぞれの人生と姿にスポットライトを当て、視聴者の皆さまに共感と笑いを届けることを最優先にして制作してきた」とし「私たちは、全出演者と撮影前インタビューを実施し、そのインタビューを根拠にしてエピソードを整理した後、撮影することを原則としてきた」と説明。また「出演者の財産やその他プライベートな領域については、個人のプライバシー問題となるため製作陣が事実関係を100%確認するのは限界があった点をご理解いただきたい」と伝えた。
その上で「妻の味」側は「女優ハム・ソウォンさんと関連した一部エピソードの過程で、過剰な演出があったことを遅れて把握した」とし「番組の最も重要な部分である信頼を失うこととなり、責任を痛感している」と謝罪。
これを受けて、番組側は「妻の味」終了を決定。「13日の放送を最後に、番組を終えることを決定した」と明らかにした。
一方、出演者のハム・ソウォンと「妻の味」については、番組の”やらせ疑惑”が浮上していた。
ハム・ソウォンが番組で公開している中国人の義理の両親所有の別荘が「宿泊共有サービス」という疑惑、姑の妹が「代役だった」という疑惑などが相次いで提起され、物議をかもした。
以降、ハム・ソウォンは番組から降板したが、番組の制作陣がこれまで該当の疑惑について無言を貫いていたため、立場を発表すべきだと視聴者から指摘を受けた。
WOW!Korea提供