ドラマ「スパイ」で、JYJジェジュン、ユ・オソン、キム・ミンジェが、うら寂しい雰囲気が漂う決戦の3者対決を繰り広げた。
ジェジュンとユ・オソン、キム・ミンジェは、KBS2TV金曜ミニシリーズ「スパイ」で、それぞれ違う目的を果たすために張りつめるような3者対決の構図を形成し、劇的緊張感を高めている。
何より13日に放送された「スパイ」11、12話でソヌ(ジェジュン)は拉致された恋人のユンジン(コ・ソンヒ)を探すためにジュンヒョク(キム・ミンジェ)が持っていたハードディスクを国家情報院から持ち出し、ジュンヒョクはハードディスクを取り戻すために国家情報院の要員を総動員してソヌの後を追った。ギチョル(ユ・オソン)はソヌが持ち出したハードディスクを手に入れたが、ハードディスクの暗号を解読するために再びソヌの家族を圧迫した。こうしてソヌは家族のために、ギチョルとジュンヒョクは各自の欲望のためにハードディスクを入手しようとする絡み合った戦いが始まり視聴者の関心を集めた。
これと関連27日に放送された「スパイ」14話では、ジェジュン、ユ・オソン、キム・ミンジェが遂に一堂に集まって、生々しい対立関係を描いた。閉鎖されたプールに現われたジェジュンが、片手にはかばんを持って悲壮な表情でどこかに電話をするシーンが演出された。なおかつ国家情報院職員を同行して現われたキム・ミンジェが、ジェジュンに近付いて正体不明の品物を見せながら圧迫を加え、ユ・オソンは銃を握ったまま2人を見つめるシーンが展開された。
ジェジュン、ユ・オソン、キム・ミンジェの凍りついた古いプールでの3者対立のシーンは、22日に仁川の江華島で撮影された。この日の撮影は、午前8時から午後6時までおよそ10時間にわたって進行された。孤立した撮影現場で長時間続いた撮影であったが、俳優たちは息のあったチームワークで和気あいあいとした雰囲気だった。特に最初の撮影であったジェジュンとキム・ミンジェは、リハーサル中、お互いのいたずらに笑いをこらえ切れない事態が発生したりした。
しかし撮影が始まると愉快だった待機時間とは打って変わって、キャラクターに深く入り込んで緊張感あふれる対立関係を演出し、緊張感を最高潮に引き上げた。自分の撮影でない時もその場を離れず、激励しながら現場の雰囲気を沸き立たせた。
製作スタッフは、「野外での撮影が多くて体力的に大変なスケジュールを消化しているが、俳優とスタッフのチームワークがとても良くて、むしろ撮影現場では笑い声がたくさん聞こえる」と語った。