すらりとした高身長でイケメンなビジュアルの男性が、車のボンネットをあげてエンジンをのぞいている。
ロマンティックですっきりと整えられた西欧のようなある町のある家、その家の庭を思わせる所、そしてその町の周囲をゆうゆうとドライブする男たちの姿。 その中で青いスーツを着て短いヘアをきちんとセットしたこの男性はひと目で視線をひきつけている。 町を通り過ぎる誰でも、思わず彼に3秒以上見とれてしまうだろう。 彼は詩の一節のように美しかったし、風のように熱い情熱を内に秘めている男性だからだ。
上の文章は、小説「傲慢と偏見」や「偉大なるギャツビー」のような作品の中で表現された流麗な容貌と財力を持った男性たちの姿を、2021年の1人の男性に代入して大体まねて書いてみたものだ。
「SHINee」の7thフルアルバム「Don’t Call Me」のコンセプトフォトの中に絵のように写っているこの男性は、まさにミンホだ。 デビュー以後、時間が流れて顔のきれいな線はまるで年輪のようにより一層鮮やかになったし、まなざしは少年のようにひたすら綺麗だったが、今は多くのことを抱いている大人のものに変わった。
そして、すぐ目の前にいる恋人にプロポーズをしたとしても全く変な感じはしないミンホの鮮やかな瞳が抱いている話は、「SHINee」の7thフルアルバムの発売に先立ち公開された何種類かのヒントにも符合する。「お姉さんはとても綺麗(Replay)」で、高校生の熱気だけを吹きだしていた少年が、成長してプロポーズをするというロマンチックな話の結末だ。
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