日本でも一世を風靡したドラマ「冬のソナタ」の主題歌「最初から今まで」「My Memory」を手がけ、韓流ブームの先駆者として、音楽活動はもちろん、料理本を出版するなど、文化人としても活躍中のRyu(リュウ)が「Ryu Club Live Tour 2015“静かに恋をして”」を開催、2月13日(金)横浜・Motion BlueYOKOHAMA(モーション・ブルー・ヨコハマ)にて、ツアー最終日を迎えた。
2月4日(水)名古屋ブルーノートを皮切りに、大阪、福岡、広島と回った同公演は2014年に日本デビュー10周年を記念し、リリースされたアルバム「静かに恋をして」を伴ったプレミアムなライブ。
会場となったMotion BlueYOKOHAMAは古き良き横浜の歴史を映す横浜赤レンガ倉庫を、スタイリッシュに改装した音楽と食事が楽しめる大人のエンタテイメント空間。
1stステージとなる午後5時。
テーブル上のキャンドルに灯が点り、ムーディー雰囲気が漂うと会場が暗転。
Ryu作詞作曲の英語曲「I’d like to dance」が流れ、バンドメンバーに続き、Ryuがブラウンを基調としたスーツ姿で登場すると待ちわびたファンの歓声と拍手に迎えられた。
1曲目「時の砂」が披露されるとスポットライトに照らされたRyuを見つめ、彼の歌声に合わせ、身体でリズムをとり、楽しむファンたち。
「歳月」と2曲続けた後はRyuが一礼し、「アニョハセヨ~」と声をかけると「アニョハセヨ~」と元気に応えるファンたち。
「横浜のみなさん、出張で横浜にいらしたみなさん、観光客のみなさん(笑)。こんにちはRyuです」とユーモアたっぷりにあいさつし、笑いを誘うと会場のファンも「こんにちは!」と微笑みながら応じ、オープニングからファンと息ぴったり。
「『Ryu Club Live Tour 2015“静かに恋をして”』、ようこそ、いらっしゃいました。短い時間ですが、去年、日本デビュ―10周年を迎え、11周年に向かっていますが、2014年10月1日に『静かに恋をして』を出させていただいたので、その中から(ライブを)いたしましょう!」と呼びかけ、「今日はシュウマイの力でお送りしています」とジョークを飛ばし、会場を沸かした。
トークでは料理教室で講師を務めるほど料理には定評のあるRyuがバレンタインデー前日となるこの日、リンゴ好きな彼にちなみ準備されたというスペシャルスウィーツメニューや自身の料理本からお気に入りのメニューの話題にも触れながら、ファンを楽しませた。
続いて「次の曲は日本と韓国で活動しながら、感謝と日韓関係がよりよいものになるようにという想いを込めて、作曲し、松井五郎さんに作詞していただいた曲です」と紹介し、「Only One World」と「 生まれたての愛」を届けた。
途中、その想いを込めるように、マイクをぐっと握り、パワフルに歌い上げるRyuの歌声が会場に響き渡った。
「昨日、ファンの方が『明日は晴れ』といっていましたので、今日は『晴れ男であるRyuです』とあいさつしようと思っていましたが、雨ではなく、雪が少し降りましたよね?」と笑いをとり、「今日はお足元がお悪い中、お越しいただき、ありがとうございます」と改めて、感謝の言葉を述べ、次の曲へ。
「日本の日常の風景からのインスピレーションや日本の素敵なイメージをもとに、日本の愛を言葉に、メロディーにして、みなさんにプレゼントしたいと思い、作りました」とアルバムのタイトル曲となった「静かに恋をして」をしっとりと歌うと、Ryuの“癒し”の歌声に会場はうっとりと酔いしれた。
「Let me get your love」では「横浜のみなさん!みなさんのダンスを見せていただきましょう!」とRyuの声に、ファンがスタンドアップ!
アップテンポで人気の「国際結婚」ではオールスタンディングで両手を上げて、手拍子をとりながら、ノリノリで、ライブは大盛り上がり。
大歓声の中「すごいですね。みなさん!ありがとうございました。こんなノリノリの曲の後はなかなか、自分を落ち着かせられないですよね」とし、クールダウンへ。
「アルバムの中に、私が大好きな世界一のヴォーカリストで作曲家の玉置浩二さんが私だけの為に、私だけの為に(笑)。永遠に私の心にプライドとして、残る曲を作って頂きました」とRyuがリスペクトする玉置浩二が楽曲提供した「Winter Leaf~君はもういない」を歌詞のひとつ、ひとつをかみしめるように熱唱するRyu。
拍手喝采の中、「Winter Leaf~君はもういない」でライブを締めくくったRyuはステージを後にした。
鳴り止まないアンコールの拍手に再登場したRyuは「Sunlight」を披露。
Ryuの代表曲ともいえるドラマ「冬のソナタ」から「My Memory」を歌うと、会場には一緒に口ずさむ、ファンの姿が。
ライブを最高潮のまま、締めくくったRyuは「みなさん、今日はありがとうございました。お寒い中、お足元の悪い中、わざわざお起こし下さり、ありがとうございました。お帰りの際はシュウマイ弁当をお忘れなく(笑)。またお会いするまで、お元気で、お幸せに!ありがとうございました」と最後にメッセージを伝え、ツアーファイナルとなる2ndステージへと繋いだ。
同公演は窓から見える夕刻から夜景へと変化していく横浜の美しい景色のように、日本語の曲から英語曲、バラード曲から、アップテンポの曲と感動的なライブパフォーマンスとユーモアたっぷりのトークに酔いしれたプレミマムな時間となった。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
Ryuオフィシャルホームページ:http://www.ryufan.com
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「静かに恋をして」Music Video https://www.youtube.com/watch?v=fpqL_9oJwLg
「Winter Leaf~君はもういない」Music Video https://www.youtube.com/watch?v=AAze33AvmUM
10周年記念アルバム「静かに恋をして」好評発売中!
■価格
通常盤 ¥3,240(税込) ZACL-9080 (1CD)
初回限定盤 ¥5,980(税込) ZACL-9078~79 (2CD+1DVD)
■収録曲(通常盤、初回限定盤:共通盤)
1. 静かに恋をして (作詞:Ryu 作曲:Ryu 編曲:増崎孝司)
2. Winter Leaf~君はもういない (作詞:玉置浩二、須藤晃 作曲:玉置浩二 編曲:安部潤)
3. 歳月 (作詞:松井五郎 作曲:Yoon Young Jun 編曲:Yoon Young Jun)
4. Only One World (作詞:松井五郎 作曲:Ryu 編曲:小野塚晃)
5. 生まれたての愛 (作詞:凛々 作曲:寺島良一 編曲:Yoon Young Jun)
6. 時の砂 (作詞:加藤仁恵 作曲:Yoon Young Jun 編曲:Yoon Young Jun)
7. 小部屋 (作詞:Ryu、加藤仁恵 作曲:Ryu 編曲:klei)
8. 儚い唇 (作詞:松井五郎 作曲:Ryu 編曲:増崎孝司)
9. Sunlight (作詞:Ryu 訳詞:松井五郎 作曲:klei 編曲:klei)
10. I’d like to dance (作詞:Ryu 作曲:Ryu 編曲:安部潤)