“KBSトイレ盗撮”のお笑い芸人、控訴審でも懲役5年求刑


韓国KBS内の女子トイレにカメラを設置し、違法撮影した容疑で拘束起訴されたKBS公採出身のお笑い芸人に検察は控訴審でも原審と同じ実刑を求刑した。

22日、ソウル南部地裁の審理で開かれたパク某被告(30)の控訴審初公判で検察は「原審と同様に求刑する」として、懲役5年を宣告するよう裁判所に要請した。

これを前にパク某被告は2018年10月から2020年5月、KBS内トイレと脱衣室に侵入して隠しカメラを設置し、違法撮影した罪で起訴された。

警察が5月29日に隠しカメラに関する通報を受けて捜査に着手すると、6月1日未明パク某被告が警察署に自首した。

その後10月16日、ソウル南部地裁刑事13単独リュ・ヒヒョン判事はパク某被告(30)に対する性暴力犯罪の処罰等に関する特別法違反(カメラ等利用撮影)などの罪の判決公判で、「被害者らが日常生活で精神的苦痛を受けており、被告人の厳罰を嘆願しているため、実刑判決は避けられない」として、懲役2年の実刑判決を下した。

加えて、パク某被告に対して40時間の性暴力治療プログラムの履修命令と児童・青少年関連機関及び障害者福祉施設への3年間の就職制限も命じた。

これに先立ち検察は、結審公判で「パク被告の犯行が緻密かつ計画的であり、長期間おこなわれた。被害者らの精神的苦痛が相当なものだ」として懲役5年を求刑していた。

WOW!Korea提供

2020.12.22