フォトシネマ朗読劇版、映画版、韓国人キャストを起用した全編韓国語の朗読劇版など、常に新しいチャレンジを続けてきた『最果てリストランテ』シリーズ。
公演を重ねるごとに作品の熱量をあげ感動を届けてきた本作が、出演キャストや観客からの熱望に応え、ついに初の演劇化を果たす。
今回は第1弾として、数あるエピソードの中から人気の2本をピックアップ。満を持して始動する。
舞台・テレビで活躍中、本作が本格俳優デビューとなる朝田淳弥と、俳優・歌手・自らのユニットのプロデュースなど多彩な才能を見せるテジュの2人が、ハンと岬の物語を描く。
ハンと岬のシーンは今回の演出を務める村木藤志郎の提案で口立てでのシーン作りを敢行。より役者本人のキャラクターを活かした2人が新たに誕生する。
リストランテを訪れる客の役には、高い歌唱力と甘いマスクが魅力の大城ベイリ、小劇場系・ミュージカル・古典と様々なジャンルでの活躍が目覚ましい千葉冴太、数々のミュージカルや舞台で活躍しそのスタイルの良さでも一目置かれる二平壮悟などが顔をそろえる。
また最終日には、朗読劇版で出演日毎に配役を変えて演じるなど確かな演技力で観客を魅了した橋本真一が、ゲストとして出演。
スタッフ面でも、自身の劇団を率い50作以上の脚本演出の経験を持つ村木藤志郎が演出を、数々の映像作品を手掛け映像分野の特殊技術の講師も務める映像ディレクター・坪井昭久が映像監督を担当。
自身の代表作になるような作品作りを目指したいと意気込みをみせる。
尚、今回の公演は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、無観客でライブ配信演劇として上演する。
平日上演ということもあり、遅めの公演時間を設定しているため、自宅でゆっくり鑑賞できる方も多いのではないだろうか。
「オンラインでも生で見る演劇と同じ熱量を届けられれば」とキャスト陣も語っており、朗読劇版、映画版とはまた違ったオンラインならではの、新生「最果てリストランテ」にぜひ期待したい。
6月23日~25日 オンライン公演決定!!
■作品名:最果てリストランテ
■形式:オンライン生配信 ※アーカイブは残りません。
■日程:6月23日(火)、24日(水)、25日(木)
■時間:18時~/21時~ ※全編(本編+アフタートーク)80~90分程度
■チケット代金:6,000円 ※決済手数料が別途かかります。
■チケット購入者特典:制作発表会無料ご招待 ※6月22日を予定しております。
■出演者:朝田淳弥・テジュ/大城ベイリ・千葉冴太・二平壮悟 ほか
※大城ベイリの出演は、23,24の2日間となります。
■ゲスト出演(25日のみ出演):橋本真一
■チケット発売日:6月14日(日)12時~
■公式サイト:https://www.photocinema.net/
<ストーリー>
これはとある場所の小さな小さなレストランの物語。そのレストランの営業時間は決まっていない。そこは人生でたった1度しか訪れることが出来ない。三途の川を渡る前、最後の晩餐をとるためのレストラン。
そのレストランでは料理の注文をすることは出来ない。できるのは最後の晩餐の相手を選ぶこと。選べる人の条件は既に他界している人、1人に限るということ。相手が決まれば料理も自然に決まる。
そのレストランでは、謎のギャルソン岬が客人を迎え入れ、韓国人のハンが料理でもてなす。
レストランに訪れる人達の思い出の料理を振舞い、その料理を口に運んだ人達はみな笑顔になり饒舌になる。そして新たな旅路へと向かっていく。一方、岬とハンは記憶の全てをどこかに置き忘れてきてしまっていた・・・。