韓国の男性歌手カン・ダニエルが24日、ファーストミニアルバム「CYAN」をリリースした。歌手活動の再開について「うれしくて幸せだ」とし、新曲のリリースは初めてではないが、初心に戻ったような感じがすると話した。
カン・ダニエルは昨年11月にデジタルシングル「TOUCHIN」をリリースしたが、うつ病とパニック障害と診断され、翌12月初めから活動を休止していた。今月からケーブルチャンネル、SBS FiLのリアリティー番組「アンニョン、ダニエル」(原題)で活動を再開。この日、ミニアルバムを発売して本業の歌手としての活動も再開した。
「CYAN」にはタイトル曲「2U」をはじめ、「Adulthood」「Jealous」「Interview」「TOUCHIN」の5曲が収録された。
カン・ダニエルは「タイトル曲は夢に向かって走ったが、疲れたり、さびしくなったりした人に『きみという理由だけで愛してくれる人がそばにいる』というメッセージを伝える曲」と説明した。
このメッセージはカン・ダニエルが自身に伝えるねぎらいでもあるという。
歌手活動を再開したものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、当分の間、ステージに立ち、ファンの前で曲を披露するのは難しいものとみられる。
これについてカン・ダニエルは、「現在、全ての状況が完全に良いタイミングだと言うのは難しいが、それでも今年1年でお見せできることは多いと思うので、スケジュール通りに動いてみようと思う」と話した。
また、新型コロナウイルスの感染拡大と関連し「本当に全ての方が健康でいてほしい」とし、困難に打ち勝とうとする時に、自身の音楽が肯定的なエネルギーになればうれしいと話した。