2019年10月に韓国で公開される映画『82年生まれ、キム・ジヨン』が、公開前から韓国で大変な話題になっている。なんといっても、韓国で100万部以上が売れた同名の小説が原作だ。しかも、トップ俳優コン・ユの3年ぶりの新作ということも大きい。
脚本を読んでコン・ユが泣いた
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』の原作小説は、韓国社会で女性が背負う重圧を表現していたが、映画は原作小説の骨子を受け継いで制作されている。
主人公のキム・ジヨンは平凡な人生を歩んでいたが、ある時を境に過去の体験に苦しめられて如実に変化していく。
その夫のチョン・デヒョンは妻のこれまでの生き方を理解して一緒に苦悩を分かち合おうとする。
この映画でキム・ジヨンを演じるチョン・ユミとチョン・デヒョンに扮するコン・ユは三度目の共演を果たしている。
制作発表会は2019年9月30日にソウル市内で行なわれた。コン・ユはキム・ドヨン監督と呼吸がよく合ったことを強調していた。
「監督は長い間演技をされた方であり、俳優の観点をよくわかっていらっしゃいます。簡潔に話をされるので、私たちもよく理解できました」
そう語ったコン・ユ。彼はシナリオを読んで泣いたという。映画が描く家族関係を自分のことのように考えたからだという。
それほどまでにコン・ユを感動させた『82年生まれ、キム・ジヨン』。韓国のメディアは盛んに公開前からこの映画の話題を取り上げている。
その熱気を見ると、間違いなく、2019年下半期の最大の注目作と言える。
文=「ヨブル」編集部
コラム提供:ヨブル
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