違法薬物使用容疑で逮捕された映画俳優ヤン氏を対象にした韓国国立科学捜査研究院の精密検査で、薬物陰性反応が出た。
ソウル江南(カンナム)警察署は22日、麻薬類管理法違反容疑で立件されたヤン氏に対して嫌疑なしの結論を下し、不起訴意見で送致する予定であることを明らかにした。
警察は先月12日午前3時頃、ヤン氏がソウル市江南区の道路を横切って走り回り、車に飛び込むといった異常行動を見せているという通報を受けて出動し、現行犯で逮捕した。
ヤン氏の所持品からはダイエット補助剤の一種であるフェンタミンが含まれた薬袋が発見された。この薬を過剰に服用すれば部分幻覚症状が現れ、試薬検査では陽性反応が出る可能性がある。当時、簡易の試薬検査の結果、ヤンからは覚せい剤陽性反応が出ていた。
警察の調べでヤン氏は「最近新たな作品の撮影に入るため、フェンタミンの成分の入った食欲抑制剤を処方してもらい、服用していた」とし、「今回一度に8錠を飲んだ」と供述した。
国立科学捜査研究院の精密検査の結果、フェンタミンに対しては陽性、その他の違法薬物に対しては全て陰性反応が出たことが確認された。
WOW!korea提供