ソウルの人たちが紅葉を見に行くとき、昔から名所と言われていたのが南怡島(ナミソム)だ。『冬のソナタ』のメインのロケ地としても有名。10月下旬は、南怡島の紅葉が一番美しい時期である。
川の真ん中にできた島
南怡島に行っている友人から10月24日に連絡が来た。
「今の南怡島は紅葉が美しく、平日にかかわらず大勢の人が来ています。日本人は少ないですね。中国語が飛び交っていて、東南アジアの人も多いです」
今の南怡島はそういう状況だと言う。
韓国の人はもちろん、中国や東南アジアからの観光客も大挙して南怡島を訪れている。
『冬のソナタ』の撮影から16年。随分と時間が経ったが、相変わらず南怡島は韓流ファンから人気を集めている。
それは、『冬のソナタ』が傑作であったからだが、ロケ地となった南怡島もすばらしい景色を持っていて多くの人たちを引きつけている。
その南怡島は、川幅が広い北漢江の中にできた中州の島なのである。
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