ボーイズグループ「MASC」のACE(エイス)が、自分から暴行を受けたと主張するチビンの文章に対し、立場を示した。
ACEは28日、自身のSNSを通じて、「多くの方々にご心配をお掛けして申し訳ない。まず、僕を信じて、愛してくださったファンの皆さんにとても申し訳ない。そして、メンバーたちにも申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と心境をつづった。
これと共に、ACEは自分が作った音楽をアップした。「申し訳ありません」と始まる彼の声が収められている。
ACEは「前後の事情や僕の意中はさておき、結果論的に僕が行った行動への過ちを認める」としながらも、「でも、傘を石垣で折って凶器にしたとか、当時僕を仲裁するメンバーたちに暴行を加えたという点は絶対に事実ではないことをお伝えする」と明かした。
続けて「また5か月間、謝罪を一度もすることなく行方をくらましたという言葉も事実ではなく、この間、全ての責任を負い、グループ脱退をはじめとする会社契約を解除、警察の調査も終えた状態」とし、「片方の一方的な主張で、『MASC』を大事にしてくださったファンの皆さん、『MASC』のメンバーたち、そして大切な周りの方々を2度と傷つけることがなければうれしい。自分の未熟さを痛感し、改めてもう一度お詫びの言葉を申し上げる。これからも『MASC』を応援し、たくさんの関心や惜しみない愛をお願いしたい」と付け加えた。
これに先立ち、チビンは「罪を犯したけど逃げたい、ということみたいだ。あの日僕に負わせた体の傷、心の傷、全く謝罪する気がないようだ」とし、「いまでも鏡を見ながら、顔に残っている傷。何でもないこと、過ぎ去ったことだと考えないで。あの日を忘れることができない。ぽたぽたと垂れる僕の血を見て、雨にあたりながら、座りこんで泣き叫んだあの日を」と明かし、グループの不和説が浮上した。
続けて「加害者の兄貴は、その事件以降5か月の間、会社や僕の連絡も受けなかった」とし、当時の状況を明かした。彼の主張によると、3月8日未明、レッスンを受けるため、みんなで移動をしようとしていたところ、事が発生したという。チビンはACEから折れた傘で頭から顔を殴られ、仲裁したメンバーたちも押しのけたと主張した。
ACEはチビンの主張が「一方的な主張」と表現したが、チビンはACEの立場の文章がアップされた後、「僕は決して、グループから出て行ってほしいと言ったことはない。加害者は約2時間前、カカオトークを退出した状態。どんな精神で音楽を書いて、みんなを混乱させているのか分からない。握手を求めたのは僕」とし、「自分を隠しているとしか見えない。やっぱり最後まで自分のことだけを考えている利己的な人だ」と明かした。
続けて「残念に思っている僕と和解したかったというけれど、病院に来ることもなかったし、突然侮辱し、僕が飛びかかることは決してないとお伝えする。“驚いて、後ずさりをしながら傘を振り回した”、“僕が悪口を言った”全てでたらめな嘘であり、メンバーたちもみんな知っている」とし、「数百ウォン台の示談金が僕の目的だと?心からの謝罪さえなかったあなた、何が重要なのか、そのシナリオは誰が書いているのか、本当に分からないみたいだ」と反論した。
両者の立場が対立する「MASC」は昨年10月「Do it」の活動以降、活動がない状態だ。
WOW!korea提供