「オールイン」を夢みていたが、結果は期待に及ばなかった。
MBCドラマ「トライアングル」が去る29日、視聴率10.5%で終演した。
30日、視聴率調査機関ニールセンコリアによると「トライアングル」は、前日(29日)の最終回で全国視聴率10.5%、首都圏視聴率12.2%をそれぞれ記録した。
同日に放送されたSBS「誘惑」は8.9%、MBC「トロットの恋人」は8.2%と集計された。
「トライアングル」は2003年のヒット作「オールイン」のチェ・ワンギュ作家&ユ・チョルヨンプロデューサーが再びタッグを組み、勝負にでた作品だ。
ユプロデューサーは制作発表会の席で「『オールイン』とは異なるドラマ」と言い切ったが、「トライアンクル」はカジノで巻きこる出来事をテーマにしており、「オールイン」と比較されるしかなかった。
しかし、トップスターのイ・ビョンホン&ソン・ヘギョンを起用し、豊かで迫力あふれるスケールの大きなストーリーとして韓流ドラマブームに火を点けた「オールイン」に比べて、「トライアングル」は狭い空間の中で駆け回る構成から脱することができず、小物というイメージのまま終了してしまった。
ただ、イ・ボムスとジェジュンの演技が光りを放ち、見る楽しみを与えてくれたのは事実。特に、ジェジュンは「暗闇の息子」のようなキャラクターを魅力的に消化し、演技者としての可能性を再確認した、との評価を受けた。
ドラマの最終回では、三兄弟の末っ子ヤンハ(シワン)がナイフで刺され息を引き取りながら、兄弟たちが若いする内容が描かれた。
なお、後続番組はチョン・イル主演の「夜警日誌」が来月4日にスタートする。
WOW!korea提供