先日開幕した、平昌冬季オリンピックにエイベックス・マネジメントの契約アスリート藤森由香が出場し、12日に行われたスノーボード女子スロープスタイル決勝で、日本勢最高の9位に入った。
11日に行われる予定だった予選が強風のために中止となり、全選手が決勝に進出。
さらに決勝当日も、激しい風が吹く悪状況での試合に、転倒する選手が続出した。
メダルが期待された日本勢も、強風の影響を受けて、最高で藤森の9位という結果になった。
悪天候での決行に対し、オリンピック運営についての批判も世界中から集まっているが、藤森は環境のせいにすることなく、この難しいコンディションの中で怪我もなく、さいごまで私の滑りを皆さんにみてもらえたことがとても幸せに思えました。沢山の方に応援してもらえ、幸せです!!
とブログでコメント。
スノーボードクロスで臨んだ過去3大会に続き、4回目のオリンピックとなる今大会を集大成と位置づけている藤森の胸中は今、クリアに澄み渡っているようだ。
今大会では、まだスノーボード女子ビッグエアへの出場が残っている藤森。
その最後の勇姿にぜひ注目して欲しい。
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