韓国を代表する食べ物といえば、やっぱりキムチ!韓国では、一年の間でこのキムチを一斉に漬ける時期があります。本格的な寒さがやってくる前に、翌年の春まで保存しながら必要なときに取り出して食べるキムチをまとめて作ります。
寒い冬の間に新鮮な野菜を摂取するのが大変だった頃、スープやチゲ、チヂミなどいろんな料理に応用できるキムチを冬が来る前に一度に作っておいたそうです。その量は相当なもので、ご近所や親戚同士が集まって一緒に作ります。今回、近くに住む友達3家庭と一緒に150株くらいをつくりました。
この時期にたくさんキムチをつけることを「キムジャン」(김장)といいます。
また、この時漬けたキムチを「キムジャンキムチ」といいます。
さあ一緒に見てみましょ~
まずは塩漬けから・・・・白菜を半分に切って後で4等分にできるように芯の部分に切り込みをいれて塩漬けします。
昼間に塩漬けしておいた白菜を夜に上下ひっくり返して、全体に塩漬けされるようにします。
塩漬けして一晩おいたものを水洗いします。
水洗いしたものを干して白菜の水を抜きます
ヤンニョム(合わせ調味料)の総称の準備で、大根、ネギ、からし菜も洗っておきます
洗っておいた材料は適当な大きさに切っておきます
大根は千切りにします
備した材料を全部入れて白菜に塗り込むヤンニョムを作ります
ヤンニョムができたらいよいよ白菜一枚一枚に塗り込んでいきます。
以前は壺にいれて地面に埋めましたが、最近はみんなキムチ冷蔵庫があるため、各自の家のキムチ冷蔵庫用の容器を持って集まります。蓋をすることで、空気が入らないようになって、より美味しく熟成します。