「VIXX」、コンサート前に記者懇談会開催…扇子パフォーマンスに自信

「コンセプトドル」が描く東洋美はどうだろうか。「VIXX」が韓服を着て、扇子を持った。神仙たちの武陵桃源をステージで描くという意気込みだ。これまでの扇子を使ったダンスとは確実に異なるアプローチをしようと努力したという点で、自負心も感じられる。

「VIXX」は14日、ソウル・蚕室室内体育館で、4thミニアルバム発売記念コンサート「LIVE FANTASIA白日夢」に先駆け、記者懇談会を行い、これまでの近況や公演に関するさまざまな話を語った。

15日午後6時、4thミニアルバム「桃源境」をリリースし、カムバックする「VIXX」。今回のコンサートで、新曲の初ステージを届ける予定だ。今回のアルバムを通じて、メンバーは「VIXX」ならではの武陵桃源を描く。東洋的な素材と要素が加わった衣装や、扇子を活用した独特な振り付け、ハングルだけで書かれた一遍の詩のような歌詞、幻想的な世界観の東洋ファンタジーを盛り込んだミュージックビデオティーザーで関心を集めてきた。

この日、懇談会でラビは新曲について、「アルバム名は『桃源境』で、東洋的なファンタジーが盛り込まれたアルバム。新しい試みだと見てもらえればいいと思う。今回はもう少し、東洋風のコンセプトをお見せできそうだ」と話した。

続いてエンは「東洋的な要素だけがあるというより、海外のポップ的な感じもたくさん持ってきたと思う。伽耶琴(カヤグム)演奏が録音され、自然に加味された。洗練された曲」と付け加えた。扇子のダンスも披露する予定。ホンビンは「扇子を使いながらも、どう新鮮に表現するか考えた」と説明した。

扇子パフォーマンスに対する関心が高く、懇談会で質問も相次いだ。ラビは「これまでさまざまな扇子パフォーマンスがあったが、それとは違うアプローチをしようと努力した。『VIXX』ならではの扇子パフォーマンスはこういう部分なのか、と言っていただけると思う」と話し、エンは「神仙が余裕を漂わせながら風流を楽しむ姿を盛り込んだ」と伝えた。

ホンビンは「東洋的なファンタジーを僕が提案したので、自分に自信があった。韓服は僕が似合うと思っていたが、メンバー全員が似合っていた」と話した。

ことし5周年を迎えた感想も印象的だった。ヒョギは「2012年にデビューをして、5周年を迎えた。『VIXX』のメンバーと僕たちを応援してくれるファンの幸せな期間だった」とし、エンは「ステージ上で涙を流せるし、ワクワクできるというのがとても良い。僕は幸せ者」と打ち明けた。ホンビンは「何もない状態から始めて、5周年を迎えた。とても幸せ」と明かした。

最後にラビは「時間がくれる感動がある。これまでの時間より、これからの時間がもっとたくさんあるので、さらに良い姿をお見せしたい」と約束した。

エンは「カッコいいと自負できるアルバムなので、うれしい。これからも頑張って6人が一丸となって、良い姿をお見せしていくので、たくさんの応援をお願いします」と締めくくった。

「VIXX」は12日から3日間、ソウル・蚕室室内体育館で単独コンサート「VIXX LIVE FANTASIA白日夢」を通じて、初めて新曲のステージを披露。6月11日にはKBS釜山ホールで公演を行う。さらに、デビュー記念日の5月24日から6月4日まで、ソウル・仁寺洞アラアートセンターで展示会「VIXX 0524」を開催する。

WOW!korea提供

2017.05.14