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MR.MRの二度目の日本単独公演となる「MR.MR LIVE EVENT IN JAPAN」が東京・ヤクルトホールにて4月5日(土)に開催。昼、夜2公演を行い、ジン、テイ、ドヨン、チャンジェ、リュウの5人を応援するため、オフィシャルグッズの白いペンライトを手に、会場には熱心なファンが集結。MR.MRがファンとともに熱い時間を過ごした。
MR.MRは2012年10月4日シングルアルバム「Who’s That Girl」でデビュー。グループ名のMR.MRは、“男の中の男”という意味をもち、平均身長180cm以上という抜群のスタイルと、全員がボーカル担当という優れた歌唱力とパフォーマンス、また、女性アイドルを真似たキュートなステージを披露するなど、“かっこよさ”と“可愛さ”を兼ね備えた新進気鋭のアイドルグループだ。
スクリーンにメンバー紹介の後、シックな黒のジャケットとパンツで5人が登場すると、長い脚が際立つダンスと強烈なビートの「Waiting for you」からスタート!ファンから「For you!」とかけ声もかかり、5人が花道へと進むと、1曲目からハイタッチや握手で惜しみないファンサービス。コートを利用したダンスが話題のデビューシングル「Who’s That Girl」へと続き、ジャケットをかっこよく翻すダンスで、ファンを一気にMR.MRの世界へと惹き込んだ。
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「はじめまして、“男の中の男”、MR.MRです!」とあいさつ。それぞれの自己紹介の後、ジンが「実は韓国でのカムバック準備中なのですが、今回のイベントの練習もあって、ちょっと痩せました」と話し、チャンジェは「1日12時間くらい練習します」ジンも「足りないときはもっとやります」とストイックな一面を見せた。食べることが好きだというチャンジェが、「マンネはまだお子様なので好き嫌いが多い」とリュウを笑いながら冷やかすと、リュウも「嫌いなものはそんなにあるわけじゃないだけど、好きな食べ物がソーセージとかハムとか(笑)」と答え、ファンからは「かわいい〜!」と声があがる。
先日まで九州でプロモーションをしていたというMR.MR。ジンが「海に近いところで…」と地名を思い出そうとすると、ファンから「小倉!小倉!」と教えられる場面もあり、「とにかく、カレーが美味しかった。あとビールも!」と続ける。チャンジェも「日本のビールは1つのメーカーからのいろいろな種類が出ているから、味見をするのが好き」とビール好きであることを明かした。テイは「ファンの皆さんとすごく近かったから、すごくよかった」と振り返り、「あまりに近かったのでステージで息切れしても我慢していた」とジンが裏話を語った。メンバーの中で一番のきれい好きはテイ、そして一番寝坊するのは、リュウとドヨン。「リュウは、たとえ寝坊しても起こしたらすぐに準備するけど、ドヨンはまず起きない。ドヨンにはアラームが子守唄だから(笑)」と私生活を暴露されるドヨン。「僕は、何も準備せずにそのまま行きます!」と男らしく開き直ると、「寝起きもかっこいいからね」とメンバーに突っ込まれていた。
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韓国ではカムバックのため、プライベートの時間も自分たちのレベルをあげるためにそれぞれ活動していたという5人。チャンジェが「前回よりも堂々とかっこいい姿を見せたい」と意気込みを語る。
続いて「Highway」、そしてミドルなナンバー「My girl」をしっとりと歌い上げる。一人一人に語りかけるような歌声でファンを魅了し、花道ではファンと楽しそうに触れ合う姿が見られた。
ファンからの質問コーナーでは、事前にファンが箱の中に入れた中から選ぶ。「女の子のどういうしぐさが好きか、やってみせて」という質問に、自ら女性役となり実践するドヨン。髪をかきあげて見せ、「まだあります!アイコンタクト!」と言って、隣のテイと見つめ合う姿にファンは湧いた。
日本で一番行きたい場所を聞かれると、テイは「福岡に行ってみたい。海岸で泳いだりしたい」。ファンが「一緒にいきたい!」と言うと、テイは「一緒に!」とファンの方を見て、明るく答えた。
ジンが選んだ質問は「リュウが一番頭がいいと思う人をランキングで教えてください」というもの。これには急に、リュウにお水を飲ませたり、扇いだりして、おべっかを使う兄たちの姿が笑いを誘う。リュウが選んだランキングは「1位がチャンジェ、2位はドヨン、3位は自分、4位がテイ、5位はジン」。リュウに詰め寄るジンに、「僕は兄さんを賢いと思ったことがない」と答えると、会場もメンバーも大爆笑。
リュウは「好きな女性のタイプ」を聞かれると、「昔のドラマを見ているのですが、チョン・ジヒョンさんがタイプです。キム・テヒさんのような全てが完璧な女性よりも、魅力溢れている人が好き。そして自分よりも年上の女性がいい」と答えると、客席からは喜びの声が多くあがった。
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チャンジェは「大好きな女の子の前で見せる愛嬌をみせて!」という質問に、「僕、実は愛嬌ないんです。ジョークとかギャグみたいなやり取りをしたりはするけど」と答えると、「愛嬌がみたい!」というファンからのリクエストで、キヨミソングをやることに。ファンとメンバーが一緒にキヨミソングを歌うと、少し恥ずかしそうに愛嬌を見せるチャンジェ。後ろでこっそりやっていたジンもキヨミソングで愛嬌を披露すると、会場は笑顔に包まれた。
続くお絵描きコーナーでは、“日本のアニメキャラクター”をお題に、自由に描いてみせるメンバー。リラックマやピカチュウなど個性的な絵でその画伯ぶりを発揮すると、ラッキーなファン5名にプレゼントされた。
会場の空気がほぐれたところで、テイ&リュウが「チングラヌンゴン(友達というのは)」をデュエットで披露。リュウの透き通る声とテイのセクシーな歌声に会場は酔いしれた。また、「僕たちは長い間音楽の勉強をしているので、童謡を歌ってもハモりたくなる」と、テイとともに韓国の童謡「熊三匹」の一部を見事にハモってみせ、その歌唱力の高さを実証した。
そして5人は揃いの白いスーツ姿で、スタンドマイクを使ったアレンジがセクシーな「Do you feel me」のパフォーマンスで魅せる。続いて、ドヨンが弾くギターの伴奏に合わせ、リュウが「Just the way you are」でその透明感のある歌声を会場に響かせると、5人の時とはまた違う魅力でファンを魅了。
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韓国でのカムバック活動後、時期はいつとは言えないが、日本での活動も多くなるというMR.MR。最後は「とても春に合う曲だと思います」と、スピッツの「Cherry」を。互いにアイコンタクトをとりながら、5人の見事なハーモニーで聴かせ、最後は「好きです!」「今日は本当に楽しかったです」「皆さん、また会いましょう!」とファンに思いを伝え、「以上、“男の中の男“、MR.MRでした!」と言葉を残してステージを後にした。
アンコールの後は、突然メンバーがあちこちの扉から登場!会場は大歓声に包まれた。「ヤクソクハルケ(約束するよ)」を歌いながら、ファンと握手をしたり、ハイタッチをしたり、ファンに囲まれてもみくちゃになりながらも、間近でたっぷりと触れ合う。思い切りファンとの時間を楽しんだ後は、ステージに再び5人が並び、手をつないで深くお辞儀。次の再会をファンに約束しながら、イベントは終了した。
終演後にはハイタッチ会も行われ、ファンとの濃密な時間を共にした。男らしく強くてカリスマ性あふれる姿と、トークでの可愛らしさを併せ持ったMR.MR。そのギャップにファンは虜にならないはずがない。日本の今後の活動に期待したい。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)