最近放送中のKBS2の月火ドラマ「花郎(ファラン)」(以下、「花郎」)が、絶頂を駆けぬけている。劇中の青春たちがどんな形で成長ストーリーの頂点に達するのか、残った4話に多くの関心が集中している。
特に、「花郎」には様々な青年キャラクターが登場して視線を集めている。このキャラクターは、魅力的な若い俳優を通じて生き生きと活動した。特に、六花郎と呼ばれる俳優は、キャラクターにぴったりの演技を公開して好評を得た。そのため熱心な視聴者の間からは「俳優再発見ドラマ」という反応まで出たほどだ。そこで六花郎の中のパク・ソジュン、ヒョンシク、ミンホの演技を振り返ってみた。
◆ 演技もリーダーシップも完ぺき、「花郎」の中心軸パク・ソジュン
パク・ソジュン(ソヌ役)は、「花郎」で主人公ソヌに扮した。ソヌは、名前のない無名時代から花郎になって、大事な人を守るためににせの王を買って出るという多彩な変化が凝縮された人物だ。ここに復讐、愛、苦痛、成長など一番幅広い感情を演じなければならないキャラクターでもある。それほど俳優の役割が非常に重要だと言える。
パク・ソジュンは、強固で深みのある演技でソヌを表現した。視聴者は、彼の自由奔放さと悲しい目つきに胸をときめかせた。主人公としてドラマ全体をリードして行くために申し分ないエネルギーを発散した。そして実際の撮影現場でも最年長の役目を十分にやり遂げた。演技も、リーダーシップも完ぺきなパク・ソジュンは、初の時代劇にもかかわらず「花郎 」を通じて「信じてみる演技力の俳優」としての立場を確かなものにした。(2ページに続く)