12月13日(木)横浜・パシフィコ横浜にて韓国の俳優で歌手のJohn-Hoonが除隊後初となるジャパンツアー「The Mobiuz Strip Tour in Japan」を開催し、この横浜公演でファイナルを迎えた。
このツアーは2011年に除隊後、日本でもドラマ・映画に出演、10月にオリジナルとしては2年ぶりとなるニューシングル『MESSAGE』と邦楽カヴァーアルバム第二弾『VOICE 2』を同時リリースし、2012年の活動を締めくくるという意味で彼にとってもファンにとっても意義深い公演となった。
生バンドの演奏で登場したJohn-Hoonは会場のファンから大声援で迎えられ、オープニングで『MESSAGE』を披露。 そして、「ありがとうございます。こんばんは。こんばんは横浜!」と挨拶し、「今日初めて生で歌います。聴いて下さい。」と『あの夏の君』を甘い声でしっとりと歌い、ファンを魅了した。
女性ヴォーカル曲をカヴァーした『VOICE』から『会いたい』『あの日にかえりたい』の2曲を披露すると、ファンから更に声援と大拍手で、会場のボルテージは一気に上がった。
『VOICE 2』から、『TRUE LOVE』『指輪』を続けて熱唱、オリジナルとは違った彼の歌声にファンは酔いしれた。 続いて「J-POPスターオーディション」と題したコーナーでは髭と帽子とコート姿で、腕にはマネキンを抱えてステージに登場。
「こんばんは。仕事もクビになって、歳だけとって、特に特技もなく。」とオーディションを受けに来た男性を演じると会場は大爆笑。
マネキンを彼女に仕立てて一緒にベンチに座り、『恋人も濡れる街角』を歌って、コント仕立ての演出でそのエンターティナーぶりを発揮。
ここで俳優としてのJohn-Hoonの魅力を一気にアピールした。 白いジャケットに着替えて再びステージに登場したJohn-Hoonはこの日初めてのバラード曲『I’M IN LOVE』を韓国語で披露、続けて『White Christmas』『Last Christmas』のクリスマス曲2曲を届けるとブルーのペンライトを大きく振りながら、会場のファンも一緒に口ずさんだ。
またUN時代の曲を披露すると会場からは「懐かしい!嬉しい!」との声もあり、UN時代からのファンには格別の思いに浸った。 会場ファンから「最高(サイコー)!」のかけ声がかかると、「サイコ?」「韓国ではサイコはサイコパスです。初めて日本に来て“サイコ”と言われた時は驚きました(笑)。」とジョークで交わし、このテンポの良さでJohn-Hoonの魅力が炸裂し、会場は笑いの渦に。
そして、「毎回お笑いコーナーがちょっとプレッシャーなんです(笑)。」と言いながらも「皆さんのおかげで東京公演が決まりました!」と追加公演決定の嬉しいニュースも飛び出し、会場のファンを喜ばせた。
さらに俳優アン・ネサンらの応援メッセージもスクリーンに映し出され、公演を盛り上げた。
アンコールを含め全19曲を歌い終えて「ありがとうございました。
東京で会いましょう!」とメッセージを残し、最高潮の中エンディングを迎えた。
9月に仙台からスタートしたコンサートは名古屋、大阪と回を重ね、大盛況で終え、John-Hoonがファンを大切にする絆が更に深く強くなったツアーとなった。
2013年1月16日には追加公演「THE MOBIUS STRIP TOUR IN JAPAN ~もう一度逢いたい~BIRTHDAY PARAY in TOKYO」開催も決定し、同日には大人のバラード三部作第一章の『二人記念日』もリリース予定になっている。 2013年も更にJohn-Hoonnの魅力が発揮される年になるに違いない。
写真:(C)UNIVERSAL MUSIC LLC.
■JAPAN OFFICIAL FANCLUB:http://www.john-hoon.jp/
取材korepo: report ogawa