韓国ガールズグループ「Red Velvet」のメンバー、スルギ(22)がこれまで見せる機会が少なかった歌唱力をアピールし、スルギの反転した魅力と抱える痛みが視聴者の胸を熱くした。
スルギは2日放送のMBC「覆面歌王」で“週末の名画シネマ天国”として出演し、“注文なさいますか、ポップコーン少女”との対決に負け、顔を公開した。1ラウンドで惜しくも脱落したが、スルギは優れた歌唱力と多彩な才能を発揮した。彼女の顔が公開された後、「こんなに歌が上手だった?」という芸能人判定団や視聴者の反応が溢れるのも当然だった。スルギは甘美な声と爽やかな歌唱力で耳を引き付けたのだ。
スルギはステージ終了後、「『ラジオスター』でキュヒョン(SUPER JUNIOR)先輩がわたしの話をしてくださり、皆は“練習生スルギ”としてよく知っている」としながら、「7年間、練習してきたため、どれだけの実力なのか見届ける方々もいたようで緊張した」と「覆面歌王」のステージに立つまでに悩んだことを打ち明けた。スルギはデビュー前から、「ラジオスター」でキュヒョンが言及したことで注目を浴びていた。
胸を痛めることもあった。スルギは「一時期、声帯異常で一小節も歌えなかった。隠れて練習した。『覆面歌王』に挑戦しなかったら後悔していただろう」と歌手準備中に声が出ず苦労した事実を明かした。彼女はその話をしながら涙を流し、どうすることもできない感情に見舞われた。
スルギの涙からは、デビュー前に経験した精神的苦痛、そして、「Red Velvet」としてデビューするや大きな注目を受けるも、スルギ個人の能力を見せる機会が少なく「覆面歌王」に立つまでには多くの努力を重ねたことが伝わった。
「上手」という称賛の一言に、これまでの緊張と苦悩が解かれ涙を見せたスルギの姿は、画面を揺さぶるほかなかった。スルギは「覆面歌王」を通じて、魅力溢れるアイドルグループのメンバーとして知る大衆に、自身の本当の名前である“歌手スルギ”を広めるのに成功した。
WOW!korea提供