「取材レポ」「Rain Official Fanmeeting in Yokohama」意外な素顔でファンを魅了!Rainの未来はオレンジ色!?

 

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 (写真提供)(C) CUBE DC Inc

 

スクリーンにRAINの姿が大きく映し出されると、待ちきれなかったファンはオールスタンディング。ブラックのシャツとパンツに身を包んだRAINが、「30sexy」の重厚なサウンドとともに登場すると、会場では白いペンライトが大きく揺れた。

2月7日(土)神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで、Rain Official Fanmeeting in Yokohamaが開催された。

昨年11月に日4都市・10回にわたるZEPPツアーを成功させたRAIN。1月にアルバム「RAIN EFFECT」で4年ぶりのカムバックを果たし、ダブルタイトル曲の「LA SONG」が韓国の音楽番組で1位にランクインするなど、快進撃を続けている。

歌い終えて再びステージに登場したRAINは、「皆さんこんにちは! お久しぶりです」と、笑顔であいさつ。紺のスーツに水玉のシャツ、水玉のネクタイのファッションコンセプトを司会に問われると、「…スーツのコンセプトです」と、力の抜けたジョークを飛ばし、会場は笑いに包まれた。

 

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(写真提供)(C) CUBE DC Inc 

 

イベントの前半は、トークから。

新しいアルバム「「RAIN EFFECT」についてのコンセプトについては、「皆さんとのコミュニケーションになるような、面白いアルバムを作ろうと思っていました。タイトル曲の1つ『30sexy』は今までの僕。もう一つのタイトル曲『LA SONG』は今までとは違う僕の姿です」

「4年ぶりにカムバックしたプレッシャーは?」という質問には「プレッシャーはありません。僕はベストを尽くすだけ。ただ、音楽はどんな内容にするのか、ステージでは何を見せたらいいのかと、ベストを尽くす上でのストレスを感じることはあります」と明かした。

「ストレスの発散方法は?」と聞かれると、「食べます。(日本語で)食べまーす!」とおどけた表情に。

「ともにステージに立つバックダンサーとは、15年ぐらいの付き合い」というRAIN。姿を見せずに、ステージ裏から声だけの特別インタビューに応じたバックダンサーは、「RAINさんは、チームのメンバーが具合悪いと、声をかけてくれ、誰かが病院に入院すると、お見舞いにきてくれるんです。そんなところに感動を覚えました」と、エピソードを語った。それに対しRAINは、「鳥は翼がないと飛ぶことができません。バックダンサーは、僕にとって翼のような存在です」と強い絆で結ばれた信頼関係を明かした。

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 (写真提供)(C) CUBE DC Inc

 

そんな中、ワールドスターRAINの意外な一面が明らかになったのは、「30年後の自分」を絵に描くコーナー。スケッチブックとペンを手に取ったRAINは、「僕が一番苦手なのは、字を書くことと絵を描くことです」と、頭を何度も横に振りながら、ため息。そして、突然首を縦に振り、思いついたようにスケッチブックにペンを走らせ始めた。途中で一人、笑みを浮かべたり、頭を抱えたりするRAINの姿に、会場はそわそわしながら、大爆笑。最後にオレンジ色のペンで仕上げると、絵を覗き込んでいた司会が、「なるほど! 素晴らしいアイディアですね」と突っ込みを入れた。そして、ファンの注目が一心に集まる中、ついにRAINが絵を披露した。

 スケッチブックには、大きな男性と小さな男性、2人の姿が。そして、なぜか2人とも裸で、大きな男性は髪がオレンジ。小さな男性は、乳首がオレンジ。会場は笑いの渦となった。

「大きな男性は、僕です。30年後に60歳になったときには、若さを取り戻す薬が発明されているのではないかと思い、若さを表現するために髪をオレンジにしました。隣にいるのは、おそらく僕の孫です」と、夢を語ったRAIN。「僕の子供は、20歳で結婚させてあげたい。早く結婚し、早く安定させてあげたいんです」と付け加えた。

さらに、O型の男性の特徴についてRAINが当てはまるかどうかチェックするコーナーも。「リーダーシップが強い」という質問には、「当てはまります。仕事を速くやらなければならないときには、かなり強く皆を引っ張っていきます」。また、「負けず嫌いだ」という問いには、「はい。だから頑張っているのかもしれません。ゲームをするときも、絶対に負けたくないと思うんです」と、意志の強さを垣間見せた。

また、バレンタインデーにちなんでクッキーをデコレーションするコーナーでは、テーブルの上に用意されたカラフルなスプリンクルを、さっとつまみ食い! そして、ハート形のクッキーに慣れない手つきで一生懸命にハートを描き、さらにハートの中に顔を描く。その上にぱらぱらと無造作にスプリンクルを撒くと、会場からは「えーっ!?」というブーイング(?)と笑い声が。そして、最後のクッキーには、ピンクのチョコの上に、茶色のアイシングで、大きく「I LOVE YOU」。世界で3つだけのRAIN特製チョコレートができあがった。

後半のライブでは雰囲気が一転、赤いスーツに身を包んだRAINが登場すると、再び会場は総立ちに。最初の曲は、3 rdアルバムのタイトル曲「It’s Raining」。RAIN! RAIN! という掛け声でステージと会場が一つになり、一気にRAINワールド全開に。2ndアルバムの「太陽を避ける方法」と懐かしいナンバーを続けた後、「久しぶりに聞いて、うれしいですか?」と呼びかけたRAIN。会場から「ネー(はい)!」と力強い返事が飛ぶと、「良かったです!」と深く何度もうなずいた。

「20代もいますか、30代は?」と、RAINが会場にたずねると、あちこちで手が上がる。60代、70代からも手が上がり、さらに80代の人も来場していると分かると、会場からは「おー」というどよめきが起きた。

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 (写真提供)(C) CUBE DC Inc

 

 その後は、ニューアルバム「RAIN EFFECT」から「Marilyn Monroe」「HIP SONG」と続けて披露。「LA SONG」では、ラテンとポップスをミックスさせたダンサブルなメロディーに、会場は揺れ、ライブは最高潮に。

「ずっと続けましょうか」というRAINの問いかけに「ネー!」と答えるファンの声。「家に御主人はいないんですか? 必要ないんですか」「ないです!」というやり取りに、RAINは「最高です!」と、とびっきりの笑顔になった。

アンコールの「さよならという言葉の代わりに」では、ステージを下りて会場を回りながら、ファンの手にタッチ。「みなさん、来てくれてありがとうございました!」と、手を振り、投げキッスをしながら、ステージを後にしたRAIN。

久々のファンミーティングは、キャリアを重ね、幅広い曲に挑戦するワールドスターの風格と、気さくな素顔の両方を見せた貴重なイベントとなった。

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(写真提供)(C) CUBE DC Inc A15T3581

(写真提供)(C) CUBE DC Inc

 

取材Korepo(KOREAREPORT INC)

■RAIN JAPAN OFFICIAL WEBSITE  http://www.rain-jungjihoon.jp/

 

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2014.02.10