≪韓国ドラマNOW≫「ドクターX ~白衣のマフィア~」第7話、キム・ジウォンが明かした46年前の衝撃の真実…兄の遺骨に涙=視聴率16.5%、あらすじ・ネタバレ

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

キム・ジウォン演じる天才外科医が、生きる希望を失った患者を最後まで諦めず、命だけでなく心の傷まで救う姿が深い感動を呼んだ。

10月30日に放送されたSBS金土ドラマ「ドクターX ~白衣のマフィア~」(以下、「ドクターX」)第7話では、ケ・スジョン(キム・ジウォン)が46年前の悲劇に苦しみ続ける患者オ・サンボム(ハ・ソングァン)と向き合い、手術を通じて長年隠されていた真実を明らかにする姿が描かれた。

眠ることも、目覚めることもできないほどの苦しみにとらわれたオ・サンボムを見守りながら、ケ・スジョンはかつての自分を思い出していた。内戦下の国で出会った少年バラカ(チョン・ジオン)を悲劇的な形で失った後、ケ・スジョンは深いトラウマを抱え、眠れない夜を過ごしていた。そんな彼女のそばには、チャン・ヒスク(イ・ジョンウン)をはじめ、医師派遣所の仲間たちがいた。

特にチャン・ヒスクは、ケ・スジョンの部屋の前に布団を敷いて夜通し付き添い、悲鳴が聞こえるたびに駆け付けて彼女を介抱していた。苦しむケ・スジョンを決して1人にしなかったチャン・ヒスクの献身的な姿が、胸を打った。

一方、ケ・スジョンは、オ・サンボムが手術を拒否する本当の理由に気付く。当初、オ・サンボムは生きるために手術を決意したと思われていた。しかし実際には、「手術に失敗すれば死亡する」という説明に、むしろ希望を見いだしていたのだ。手術で命を落とせば、長年思い続けてきた兄のもとへ行けると考えていたことがうかがえた。

ところが、手術によって助かる可能性があると分かると、兄の幻影さえ消え、たった1人で生きていかなければならないという恐怖に襲われていた。その思いを見抜いたケ・スジョンは、「生きられる可能性から逃げさせるわけにはいきません。手術を受けてください」と、きっぱり告げた。

しかし、オ・サンボムの気持ちは簡単には変わらなかった。チャン・ヒスクは「死のうとしている人を、どうやって助けるの」と、これ以上の説得を諦めるよう促す。するとケ・スジョンは、「助けたじゃない。生かしてくれたじゃない」と涙声で訴えた。

それは、かつてトラウマに苦しんでいた自分を最後まで見守り、再び立ち上がらせてくれたチャン・ヒスクへの言葉だった。同時に、今度は自分がオ・サンボムを決して見捨てないという強い決意でもあった。

ケ・スジョンは、オ・サンボムが手術を受ける決心をできるよう、あらゆる方法を探し続けた。そして、患者の言葉や行動の裏に隠された真実を追ううちに、46年前の事件にまつわる悲劇的な記憶が明らかになる。

当時、幼いオ・サンボムを守ろうとしていたのは兄だけではなかった。子どもを守るため、互いの背中を覆うようにして身を寄せ合った大勢の大人たちがいたのだ。その日の真実と向き合ったオ・サンボムは、「重かったんです。あまりにも重かったんです」と涙ながらに語り、長年胸の奥に押し込めてきた感情をあふれさせた。

そして、自分を生かすために犠牲になった人々のためにも生きなければならないと考え、ついに手術を受けることを決意した。

こうして手術が始まると、ケ・スジョンはオ・サンボムに「家に帰してあげます。お兄さんと一緒に。必ず」と約束し、「心配しないでください。私は絶対に失敗しません」と語って安心させた。

ところが、手術中にケ・スジョンが内視鏡で発見したのは、銃弾ではなかった。ケ・スジョンは謎の物体をひそかに取り出すと、パク・テギョン(キム・ウソク)とチョ・ウォンジン(イ・ジンヒ)の協力を得て、チャン・ヒスクに届けた。

これに対し、プ・スングォンは「手術を許可したのは、それが銃弾だという前提があったからです」と指摘する。しかし、ケ・スジョンは「私は銃弾だと言ったことはありません」と言い返した。

実は、オ・サンボムの頭の中に残っていたのは、銃弾ではなく兄の骨片だった。ケ・スジョンはすでにその事実を把握していたが、銃弾ではないと知られれば、手術への支援を受けることが難しくなると判断し、患者を救う機会を守るために、あえて事実を伏せていたのだ。目の前の患者の命を救うことを何よりも優先する、ケ・スジョンの揺るぎない信念が表れた瞬間だった。

やがてDNA鑑定の結果も確認したケ・スジョンは、オ・サンボムに検体容器を手渡した。そして、「お兄さんの骨片です。これまで患者さんの頭の中にあったのは、お兄さんだったんです。ずっと一緒にいたんです」と説明した。

その言葉を聞いたオ・サンボムは、小さな遺骨を見つめながら「兄さん、もう家に帰ろう」と涙を流した。46年間、銃弾の破片だと信じていたものは、実は兄の骨片だった。オ・サンボムは、ずっと会いたいと願い続けていた兄と、知らず知らずのうちに長い年月を共に過ごしていたのだ。

ケ・スジョンは患者の命を救うだけでなく、オ・サンボムが長年抱えてきた罪悪感や兄への恋しさと向き合えるよう手を差し伸べた。かつてチャン・ヒスクに救われたケ・スジョンが、今度は自らの手で患者を救う姿が、深い余韻を残した。

視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、第7話の全国視聴率は16.5%、最高視聴率は17.5%を記録。同時間帯だけでなく、同週に放送された全チャンネルの番組の中でも1位を獲得した。また、20~49歳の視聴率も平均5.4%、最高6.3%を記録し、引き続き高い人気を示した。

一方、前週の第6話で記録した全国視聴率19.5%からは3.0ポイント下落した。第6話では、1980年の「5・18民主化運動」で頭部に銃弾の破片が残った被害者を扱ったことを巡り、放送中止を求める請願が出されるなど、論争も起きていた。

「ドクターX」第8話は、10月31日午後9時50分から韓国SBSで放送される。日本ではNetflixで配信される。

 

WOW!Korea提供

2026.10.31