「BTS」Jinの発酵酒が韓国国会に登場…消費期限の表示めぐり制度改善を検討へ

「BTS(防弾少年団)」のJinが参加した発酵酒が韓国国会の国政監査で取り上げられ、酒類の消費期限表示に関する制度見直しのきっかけとして注目を集めている。

ビタミンCを添加したことで「その他の酒類」に分類された製品には消費期限の表示義務がない一方、同様の発酵酒でも分類によっては表示義務が生じることから、韓国産酒類の海外進出を妨げないよう、現行制度を改善すべきだとの指摘が出ている。

13日、韓国国会保健福祉委員会が実施した食品医薬品安全処(食薬処)に対する国政監査で、共に民主党のクォン・チルスン議員とイ・スジン議員は、Jinが参加した米の発酵酒「OnTheLAMP(オンザランプ)」を例に挙げ、酒類の分類体系と消費期限表示基準の改善を求めた。

「OnTheLAMP」は、韓国産の米や麹(こうじ)などを原料として造られた発酵酒だ。

海外への流通過程で品質を安定的に維持するため、ビタミンCを添加し、別途殺菌工程を設けた。その結果、伝統的な「薬酒」ではなく「その他の酒類」に分類された。

現行の基準では、「その他の酒類」には消費期限の表示義務が適用されない。

クォン議員は、こうした分類制度の問題点を指摘。「ビタミンCを入れると『その他の酒類』になり、消費期限を表示しなくてもよくなる」と説明した。

さらに、「メーカー側は、輸出や流通の過程で消費期限表示の負担を減らすための措置だと説明した」と伝えた。

また、日本酒など海外の事例にも言及し、時代に合わない規制によって韓国産酒類の輸出が萎縮しないよう、改善策を講じるべきだと訴えた。

イ議員も国政監査の会場に実際の商品を持参し、制度改善の必要性を強調した。

イ議員は「麹を使って造ったれっきとした酒であるにもかかわらず、消費期限表示の負担から『薬酒』という宣伝効果を諦め、『その他の酒類』として登録した事例だ」と指摘。

続けて、「海外では、アルコール度数が一定水準以上の酒類について、微生物が増殖する可能性が低いことから、日付表示を免除している」と説明し、制度の整備を求めた。

さらに、「不合理な制度のために、私たちがグローバル市場で後れを取ってはならない」と述べ、科学的根拠と国際基準を考慮した制度改善を重ねて訴えた。

これに対し、食品医薬品安全処のオ・ユギョン処長は、過去には殺菌した濁酒(タクジュ)や薬酒などについても、微生物が再び増殖する可能性を懸念し、日付表示の基準をやや慎重に設定した側面があると説明した。

オ処長は「時間が経過したことで、これまでの統計が蓄積されている」としたうえで、「全体的な意見と安全性を総合的に点検し、綿密に分析して改善していく」と明らかにした。

 

WOW!Korea提供

2026.10.14