
一歩間違えれば「おばあちゃんの服」に見えてしまいそうな、カラフルなニットベスト。しかし、「BIGBANG」G-DRAGONが着れば、それも最先端のファッションに変わる。
G-DRAGONがマクドナルドの広告で披露した、個性的なレトロファッションが注目を集めている。花柄のシャツに、色鮮やかな幾何学模様のニットベスト。一見すると組み合わせが難しそうなアイテムを大胆に重ね、自分ならではのスタイルで着こなした。
しかも、このどこか懐かしい雰囲気のニットベスト、実は定価約13万円の高級ブランド品だった。
G-DRAGONが着用したのは、英国のデザイナーブランド「S.S.DALEY(エスエスデイリー)」が展開する2026年春夏コレクションの「Fairisle Knitted Vest(フェアアイル・ニットベスト)」。
ワインレッドをベースに、さまざまな色の幾何学模様を組み合わせたデザインが特徴だ。スコットランドのシェトランド諸島にあるフェア島に由来する伝統的な「フェアアイル柄」を取り入れ、ヴィンテージ感あふれる仕上がりとなっている。

サムスン物産のファッション部門が運営するオンラインショッピングサイト「SSF SHOP」によると、定価は110万ウォン(約13万円)。現在はシーズンオフの40%割引が適用され、66万ウォン(約7万8000円)で販売されている。
「S.S.DALEY」は、英国のデザイナー、スティーブン・ストーキー・デイリーが2020年に設立したブランド。英国の伝統的な服飾文化や文学などから着想を得たデザインで知られている。
2022年には、世界的な高級ブランドグループ「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」が若手デザイナーに贈る「LVMHプライズ」を受賞。世界的ポップスターのハリー・スタイルズが同ブランドの衣装を着用したことでも注目を集めた。
■花柄×幾何学模様…難易度の高い組み合わせもG-DRAGON流に
今回の着こなしで目を引くのは、ニットベストだけではない。
G-DRAGONは、そのインナーにベルギーのデザイナーブランド「Ann Demeulemeester(アン・ドゥムルメステール)」のシャツを合わせた。
透け感のあるシースルー素材に花柄とタイのディテールを加えたシャツで、存在感の強いニットベストに、あえて異なる柄を重ねている。
花柄と幾何学模様。ともすればまとまりを欠きそうな組み合わせだが、G-DRAGONはそれぞれの個性を生かし、レトロでありながら独創的なスタイルに仕上げた。
「Ann Demeulemeester」は、ベルギー出身のデザイナー、アン・ドゥムルメステールが1985年に設立したブランド。ベルギーファッション界を代表するデザイナー集団「アントワープ・シックス」の一員として知られ、詩的な雰囲気と実験的なデザインを融合させた服作りで評価されている。
■約1400円の限定キャップが1万円超に?コラボグッズにも熱視線
一方、G-DRAGONは9月からマクドナルドのアジア地域の広告モデルとして活動している。韓国マクドナルドは、G-DRAGONを起用したキャンペーンを韓国を含むアジア13市場で展開している。
広告で披露したファッションに加え、G-DRAGONが手掛けるブランド「PEACEMINUSONE(ピースマイナスワン)」とマクドナルドのコラボレーションによる限定グッズも話題を集めている。
9月28日に発売されたのは、マクドナルドのヴィンテージキャップ、ショルダーバッグ、ピンセットの全3種類。
中でも注目を集めているのが、G-DRAGONのミュージックビデオ『TOO BAD』に登場した、1980年代のアメリカのマクドナルドのユニフォーム用帽子を復刻した「マクドナルド・ヴィンテージキャップ」だ。
公式販売価格は1万2000ウォン(約1400円)。ところが、中古取引プラットフォームには、10万ウォン台(約1万2000円台)での販売を希望する投稿まで登場している。希望価格とはいえ、定価の8倍以上という強気の値付けだ。
一見すると「おばあちゃんの服」のようなニットベストを、自分だけのスタイルに変えてしまうG-DRAGON。さらに、約1400円のキャップに1万円を超える値札が付くほど、コラボグッズにも関心が集まっている。
何を着るかだけでなく、誰がどう着るか。その違いを改めて感じさせる話題となっている。
WOW!Korea提供






