
10代の実の娘に暴行を加え、放置して死亡させた罪で裁判にかけられた歌手兼YouTuberのA被告に対し、検察が法定最高刑である死刑を求刑した。
11日、法曹界によると、検察は前日10日、チャンウォン(昌原)地方裁判所チンジュ(晋州)支部刑事第1部(イ・スンイル裁判長)の審理で開かれた、A被告の殺人などの罪に関する結審公判で、裁判所に死刑を言い渡すよう求めた。
検察は「被告は『娘のせいで社会生活を送る中で恥をかかされた』という妄想に陥り、角材で何度も殴ったほか、娘のBさんの頭頂部に熱湯をかけ、全身の27%に第2度のやけどを負わせた」と明らかにした。
続けて「Bさんが呼吸が苦しいと何度も訴えたにもかかわらず、放置した」とし、「最も信じ、頼るべき親に裏切られた被害者のBさんは、激しい苦痛の中で亡くなった」と述べた。
そのうえで「実の娘に対して行った反人倫的な行為であり、犯行の手口は極めて残酷だ。犯行後、反省するどころか、納得し難い釈明に終始するなど態度が悪く、暴力的な性向を考慮すると再犯の危険性が高いため、社会から永久に隔離する必要がある」と求刑理由を明らかにした。
これに対し、A被告は殺人の罪を否認。A被告側の弁護人も、病院へ連れていくのが遅れたため死亡させたことについては悲痛な思いだが、殺害する意図はなかったとして、寛大な判決を求めた。
これに先立ち、A被告は昨年9月、キョンサンナムド(慶尚南道)ナメグン(南海郡)にある自宅で、休学中だった10代の実の娘Bさんに無差別に暴行を加え、やけどなどのけがを負わせた後、車内に放置して死亡させた罪で拘束起訴された。
一方、A被告に対する一審判決は、来月8日に言い渡される予定だ。
WOW!Korea提供

