曽祖父の“親日行為”巡り論争のハヨン、Netflix「トラウマコード」続編を自ら降板…俳優活動に赤信号

曽祖父の親日行為を巡る論争に巻き込まれた女優ハヨンが、Netflixシリーズ「トラウマコード」の続編から自ら降板することを決めた。

Netflix側は1日、「『トラウマコード』の続編にハヨンは出演しないことになった」とし、「俳優本人の意向を尊重した決定」と明らかにした。

ハヨンは最近、制作陣に対し、続編への参加が難しいとの意思を伝えたとされている。

「トラウマコード」は、同名のウェブ小説を原作とするドラマ。天才外科医ペク・ガンヒョク(チュ・ジフン)が、形だけの存在となっていた重症外傷チームを立て直すために赴任したことで繰り広げられる物語を描く。

2025年にシーズン1が配信され、ヒットを記録した。続編の撮影は10月に始まると伝えられているが、Netflix側は撮影開始時期などについては明らかにしていない。

ハヨンはシーズン1で、主要人物である看護師チョン・ジャンミ役を演じ、視聴者に強い印象を残した。続編にも引き続き出演する予定だったとされている。

しかし最近、Netflixシリーズ「恋は飴模様」のプロモーション中に、自身の家系について「4代続く医師一家」と紹介したことをきっかけに、曽祖父アン・サンホの日本統治時代における親日行為を巡る論争が浮上した。

ここでいう「親日」とは、単に日本に好意的だったという意味ではなく、韓国では一般的に、日本による植民地統治への協力行為や、そのような行為をした人物を指す言葉として使われる。

アン・サンホは日本へ留学し、韓国人として初めて日本の医師免許を取得した人物で、韓国初の近代的な開業医として知られている。

一方で、イ・ワニョンやソン・ビョンジュンら、日本による植民地統治への協力で知られる人物が参加していた親日団体「大正親睦会」の評議員を務めた記録も確認された。

また、イ・ワニョンが暗殺未遂事件で負傷した際に治療を担当したほか、言葉や服装、食生活など、暮らしの多くを日本式に変えたと当時のインタビューで語っていたことも伝えられている。

こうした生活ぶりから、当時の日本が朝鮮の植民地統治を進めるために掲げた「内鮮融和」、つまり日本と朝鮮が一つに融和するという考え方の模範的な事例と評価された記録もある。

一方、曽祖父の行為について、ひ孫であるハヨンがどこまで責任を負うべきなのか、「本人ではなく先祖の行為を理由に責任を問う連座制のような批判ではないか」との指摘も上がった。

その反面、ハヨンが番組で「4代続く医師一家」と誇らしげに紹介していたことから、一部では「家族の間で、曽祖父の行為に対する歴史認識や問題意識が共有されていなかったのではないか」との厳しい批判も寄せられた。

独立運動功労者の子孫には、現在も経済的に厳しい生活を送る人がいる一方、親日行為をした人物の子孫は、先祖が築いた財産をそのまま受け継いでいるのではないかとの批判も上がった。

ハヨンは現在、SBSの新ドラマ「勝算があります(原題)」を撮影している。撮影はすでに終盤に入っているとされるが、SBS側はハヨンの出演や編成について「慎重に協議している」とし、これまで判断を保留してきた。

ハヨンが「トラウマコード」の続編から降板したことで、今後の俳優活動や出演作品への影響に関心が集まっている。

 

WOW!Korea提供

2026.09.01