
YouTuberのパク・ウィによるKTX(韓国高速鉄道)での転落事故後、公開されたCCTV(防犯カメラ)をめぐる論争が10日目を迎えている。
ある時から、論争の中心は事故当時の行動を超え、“パク・ウィ”という人物そのものに移ってしまった。結婚式でのエピソード、妻のジウン(元Secret)との関係、過去の番組での発言などが再び取り上げられ、ついには校内暴力(いじめ)や少年院をめぐる疑惑まで登場した。問題は、この過程で事実確認が終わっていない主張さえ、“人間性をめぐる論争”としてひとくくりにされていることだ。
29日、インターネット上でパク・ウィの校内暴力疑惑が提起された。あるネットユーザーが、関連ニュース映像のコメント欄でパク・ウィによる校内暴力を主張したことから始まった。その後、パク・ウィと学生時代を共に過ごしたという同級生たちが直接反論に乗り出した。ヨンサン(龍山)高校の同級生に続き、ヨンガン(龍江)中学校の同級生も卒業アルバムを提示し、校内暴力疑惑は事実ではないと反論した。
高校1年の同級生だと明かしたネットユーザーA氏は、パク・ウィが不良グループとは無縁の学生だったとし、当時の姿を具体的に振り返った。大きな体格のため、最初は誤解されるかもしれないが、実際には礼儀正しく純粋な学生で、勉強と運動にも積極的だったという。教師の悪口を言う友人たちを止めたエピソードまで紹介し、校内暴力とは無縁な人物だったと証言した。
中学校の同級生B氏も、今回のKTX事件におけるパク・ウィの映像公開や対応方法には批判される部分があると指摘する一方で、校内暴力や少年院出身という主張は事実ではないと強調した。今回の論争とは別に、学生時代のパク・ウィはサッカーが好きで、リーダーシップがあり、明るい性格の友人だったと述べた。
パク・ウィによるCCTVの公開方法や、その後の対応が適切だったかについては、十分に批判することができる。影響力の大きいYouTuberであるだけに、自身の行動がどのような波紋を呼ぶかを考慮すべきだという指摘も可能だ。しかし、問題のある行動を批判することと、事実確認されていない過去を持ち出して、一人の人格を断定することはまったく別の問題だ。
特に、校内暴力疑惑はなおさらだ。誰かのコメントひとつから始まった主張が事実のように拡散され、結局、当事者の過去の学校生活を証明するために、同級生たちが卒業アルバムまで持ち出さなければならない状況になった。論争が大きくなるにつれ、「何が問題だったのか」を問うのではなく、“もともとどのような人物だったのか”を暴こうとする動きに変わっているのだ。
ひとつの論争が、過去全体を掘り下げる“人間性の検証”に変わり、事実確認されていない校内暴力疑惑まで加わった瞬間、話は別になる。パク・ウィの問題のある部分に対する批判と、事実ではない疑惑との間には、明確な一線を引く必要がある。
WOW!Korea提供






