
「BTS」が企画から参加したKフード「ARIH」、米国発売3日でベストセラー…日本でも販売開始
「『BTS』がおいしそうに食べているのを見て気になりました。韓国では売っていなかったので、発売されるのを待っていました」
ファンプラットフォーム「Weverse」のライブ配信で、「BTS(防弾少年団)」のメンバーが「ARIH(アリ)」というブランドの麺類やエナジードリンク、炭酸飲料などを口にする姿が公開されると、ファンはすぐに商品を探し始めた。
特に、「ARIH」が「BTS」と韓国の食品・流通企業hyによって共同開発されたブランドだと知られ、関心はさらに高まった。
25日、食品業界によると、hyと食品メーカーのパルドは「ARIH」を前面に押し出し、海外事業の拡大を目指している。興味深いのは、韓国ではなく米国で先に発売された点だ。
「ARIH」は今年4月、米国のウォルマートで初めて商品を発売し、韓国では6月から販売を開始した。最近では日本とカナダでも販売が始まった。このほか、南米などでも商品の認可取得や現地流通チャネルへの出店を進めている。
「ARIH」は当初から、「韓国で成功した後に輸出するブランド」ではなかった。hy、パルド、HYBEは米国に合弁法人「HYH America」を設立し、グローバル事業を展開した。
「BTS」は単なる広告モデルではなく、初期の企画段階からブランド名や味、コンセプト、パッケージデザインなどについて意見を出した。
その結果、「ARIH」は「BTS」による日常的なファンとのコミュニケーションの中で自然に紹介され、ファンの購入へとつながっている。実際、米国での発売からわずか3日で、ウォルマートのオンラインストアから「ベストセラー」のバッジを獲得した。
韓国でヒットした商品を海外へ輸出するという、これまでの食品業界の定石も崩れつつある。初めから海外の消費者を狙って商品を開発したり、海外で市場性が確認された商品を韓国へ持ち込んだりする「逆輸入型発売」が広がっている。
代表的な例が、農心が今年1月に韓国で発売した「辛ラーメン ゴールド」だ。農心が2023年に英国、オーストラリア、マレーシアなどで海外専用商品「辛ラーメン チキン」として発売した商品を、韓国人の味覚に合うよう再解釈したもので、発売から1か月で販売数1000万袋を突破した。
東遠(トンウォン)ホームフードも、2024年に米国で発売した「VIVID KITCHEN」の「キムチサルサ」と「キムチチポトレ・マヨソース」を最近、韓国で発売した。キムチをサルサやチポトレマヨの形に再解釈した商品で、米Amazonに設けた専用ストアの1日平均売上高は、開設当初と比べて約700%増加している。
こうした動きが広がる背景には、韓国と海外の食品市場の境界が曖昧になっていることがある。SNSや海外旅行が身近になったことで、海外限定の商品も韓国の消費者へ瞬く間に知られるようになった。
海外の消費者の好みに合わせて再解釈されたKフードが、韓国では逆に「新しい味」として受け入れられているのだ。
業界関係者は「Kフードが世界的な人気を集めるなか、韓国の消費者も、海外でKフードがどのように再解釈されているのかに関心を示しています」と説明。
続けて「特定地域の消費者から好評を得れば、派生商品の発売や、ほかの地域への進出を決定することになります」と語った。
WOW!Korea提供





