
「BTS(防弾少年団)」のVが、2015年のショパン国際ピアノコンクール優勝者である世界的ピアニスト、チョ・ソンジンにピアノを習う姿を公開し、音楽界とファンダム(熱心なファンのコミュニティ)を同時にときめかせた。2019年からVが公然と敬愛してきたスーパースターのピアニストに、自ら教えを請うたもので、約7年越しに実現した夢だ。
Vは28日、自身の公式Instagramストーリーに、グランドピアノの前に座り、ジャズのスタンダードナンバー「Misty」を演奏する映像を投稿した。チョ・ソンジンはショパンのバラード第4番を演奏した。互いにピアノを弾く姿をカメラで撮影する様子が窓ガラスに映り、美しい友情の場面となった。
とりわけ、Vが演奏の際に見せた、左腕を遠くから運んできてピアノの鍵盤に指を置くモーションと、映像のタイトルに付けたキャプション「すでに始まっている(It's already started…)」は、チョ・ソンジンが3年前のインタビューで語った「私たちがこれを始めるのではありません。すでに始まっているのです(We don't start this, it's already started)」という有名な発言を、そのまま引用したものだ。
チョ・ソンジンが先にピアノの前に座り、すでによく知られたあのモーション、すなわち左手を空中から鍵盤の上へゆっくりと運ぶ動作を見せながら、ショパンのバラード第4番を弾き始める。チョ・ソンジンの発言は、演奏者が指を鍵盤に置いて弾く瞬間に音楽が始まるのではなく、遠くの、空気の中ですでに始まっている音楽の気配を、左手でそのまま引き寄せて鍵盤に乗せる、という意味だ。
2人の縁は深い。Vは2019年のVLIVE配信で、チョ・ソンジンの演奏映像を見ながら「いつか直接、演奏を見てみたい」と語り、昨年6月にソウルの芸術の殿堂で開かれたチョ・ソンジンのピアノリサイタルを、パク・チャヌク監督とともに鑑賞して、ニュースで報じられるほど話題になった。
除隊記念パーティーでも、チョ・ソンジン、Peggy Gou、パク・チャヌク監督とともに写った写真が公開され、2人の親交が確認されていた。ことし4月には、高陽公演のエンディングのあいさつで「ピアノの先生を探している」と自ら明かしてもいた。約3か月で夢が現実になった形だ。
チョ・ソンジンはソウル出身で、2015年のショパン国際ピアノコンクールで韓国人として初めて優勝し、現在は世界最高のピアニストの一人に数えられる。ドイツ・グラモフォンに所属して7枚のスタジオアルバムをリリースし、2024〜25シーズンにはベルリン・フィルハーモニーのアーティスト・イン・レジデンス(Artist in Residence)を務めた。
WOW!Korea提供





