“第2の「RESCENE」現象は誕生する?”…チャート逆走行を導いた「自主製作コンテンツ」の効果に注目が集まるワケ



ガールズグループ「RESCENE」の楽曲「LOVE ATTACK」が、主要音源チャートの首位を総なめにしているなか、チャート逆走行の原動力となった自主製作コンテンツの影響力が、再び注目されている。熱心なファン層のための付加コンテンツとみなされていた自主製作コンテンツが、大衆的な認知度の向上と音源ヒットまで導く核心的なPR手段として浮上したという評価が出ている。

自主製作コンテンツは、アイドルアーティストの所属事務所が、独自のチャンネルを通じて披露するコンテンツを意味する。バラエティー、リアリティー、Vlogなど、さまざまな形式で舞台の外での自然な姿とチームワーク、バラエティー感覚を表現し、ファンたちとの接点を広げ、新規ファンの流入とファンダム維持に貢献する役割を担ってきた。

中小、大手を問わず、各芸能事務所は、自主製作コンテンツの製作に地道に力を入れてきた。「BTS(防弾少年団)」は、グローバルなトップグループに成長した後にも、「Run BTS」の製作を続け、「SEVENTEEN」は「Going Seventeen」を、グループの代表的なコンテンツとして育てた。最近では「CRAVITY」の「CRAVITY PARK」が100回を迎え、長寿自主製作コンテンツの代表的な事例として注目された。

「RESCENE」は、メンバーのウォニの個人的なYouTubeチャンネル「アンニョンハセヨウォニですヨロシクオネガイシマス」を通じて披露した自主製作コンテンツで人気を博し、中小芸能事務所のアイドルも、完成度の高いコンテンツを前面に出せば、口コミが広がり、大衆の関心を引くことができることを証明した。「RESCENE」の自主製作コンテンツは、YouTubeチャンネル「ODG」を通じて、300万人を超えるチャンネル登録者を集めた「Solfa Studio」が製作を務め、バラエティー的な面白さや映像美をいずれも兼ね備えていると好評を得た。

業界では、「RESCENE」の事例をきっかけに、自主製作コンテンツの重要性を再評価する雰囲気が形成されている。「カカオエンターテインメント」の音楽プラットフォーム「MelOn」によると、4日時点で「MelOn」で「RESCENE」を検索したユーザー数は、オンライン上で“ミーム(meme)”で消費された「コジェ(巨済)、ヤッホー!」のシーンが含まれたYouTubeの自主製作コンテンツ映像がアップロードされた3月20日に比べ、6550%増加した。

13日、業界によると、外注製作会社とコラボする自主製作コンテンツの1回あたりの製作費は、コンテンツの性格によって大きく異なる。日常の姿や活動ビハインドなどを盛り込むコンテンツは、1回あたり400万ウォン(約40万円)から500万ウォン程度であるのに対して、バラエティー型の企画コンテンツは、1回あたり1000万ウォンから2000万ウォンが投入される事例も少なくない。一部の芸能事務所は、再生回数と広告収益を、制作会社と共有する形で契約を結び、初期製作費の負担を軽減することもある。

あるアイドルの事務所関係者A氏は、「大型事務所は、自主製作の人員が比較的多いが、中小事務所は撮影や編集を担当する3人から5人規模の映像チームを運営することがほとんどなため、バラエティー型のコンテンツ企画や演出は、外注の製作会社と協業する事例が多い」と述べた。

中小事務所の立場では、1回あたり数百万ウォンの製作費も少なくない負担だが、テレビ局のチャンネルに編成されるリアリティー番組の1回あたりの製作に、1億ウォン前後が投入されることと比べれば、コストパフォーマンスが高いコンテンツと評価されている。本編公開で終わるのではなく、ショートフィルムやファンが編集する映像など、多様な2次コンテンツとして再生産され、持続的な露出効果を生み出すことができる点も強みに挙げられる。

業界では、自主製作コンテンツがファンダムを超え、大衆性まで網羅するコンテンツに発展していくという見通しが出ている。ただ、単純に自主製作コンテンツの製作費を増やしたからといって、成功が保証されるわけではないという慎重な見方も出ている。過去に有名バラエティーのプロデューサーを採用したり、外注制作に多くの費用を投入しても、期待通りの話題性を得られなかった事例が少なくなかったためだ。

音楽プロモーション代理店の代表B氏は、「『RESCENE』の成功以降、単純にメンバーたちの日常を収めるレベルを超え、一般大衆も共に楽しむことができる企画型コンテンツを作ろうとする動きが活発化している雰囲気」とし、「これまで公開したコンテンツをショートフィルム形態に再編集して、再び話題性を高めようとする試みも続いている」と伝えた。

 

WOW!Korea提供

2026.07.13