
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
JTBC土日ドラマ「新入社員カン会長」最終回(第12話)では、本来の体を取り戻したファン・ジュンヒョン(イ・ジュニョン)とカン・ヨンホ(ソン・ヒョンジュ)が再び手を組み、チェソングループを巡る長きにわたる後継者争いに終止符を打った。一方、すべてが解決したかに思われたラストには、再び思いも寄らない“魂チェンジ”が描かれ、最後まで視聴者を驚かせた。
カン・ジェギョン(チョン・ヘジン)の前に姿を現したジュンヒョンは、「チェソンをください」と書かれた白紙小切手を堂々と差し出し、自身の最後の標的がジェギョンであることを宣言する。
しかし、その直後に車へ乗り込むと、隣に座るヨンホへ「緊張しました」と素直な胸の内を打ち明け、先ほどまでの堂々とした姿とは対照的な表情を見せた。
実は、テハグループ会長ナ・ビョンモ(チョン・ジェソン)の襲撃を受けていたヨンホは奇跡的に本来の体で意識を取り戻し、すぐにジュンヒョンのもとを訪れて手を差し伸べていた。こうして再び力を合わせた2人は、それぞれ大切な家族との再会を果たす。
ヨンホは末娘カン・バングル(イ・ジュミョン)とクッパを囲みながら久しぶりに親子水入らずの時間を過ごし、長男カン・ジェソン(チン・グ)から届いた謝罪の手紙を静かに読み返す。父として複雑な思いを胸に抱えながらも、家族との距離を少しずつ縮めていった。
一方、ジュンヒョンも祖母と再会すると、何も言わず抱き締め合い、長い間募らせてきた恋しさを埋めるように温かな時間を過ごした。
その後、ジェソンから代表権限を委任されたジュンヒョンは取締役会へ出席。ジェギョンとテハグループの癒着をはじめ、裏金の運用などチェソングループで長年隠されてきた数々の不正を次々と明らかにしていく。
それでもジェギョンは最後まで陰謀論を唱えながら抵抗を続ける。しかし、拉致されたと思われていたヨンホ本人が取締役会に姿を現すと、状況は一変した。
ヨンホは自らジェギョンの会長職を剝奪し、チェソングループを揺るがしてきた後継者争いに終止符を打つ。
その後、ジェギョンはジュンヒョンのひき逃げ事件やヨンホ殺害未遂への関与などの容疑で警察に逮捕される。しかし、警察の隙を突いて逃走したジェギョンに向かってナ・ウンセ(イ・ソアン)が運転する車が突っ込み、思わぬ事故が発生する。
危険を察したヨンホは、とっさにジェギョンをかばい、自ら事故に巻き込まれた。
父が身を挺して自分を救う姿を目の当たりにしたジェギョンは大きな衝撃を受け、その後、すべての記憶を失ってしまう。一方、ウンセはその場で警察に逮捕され、一連の事件は大きな転機を迎えた。
事件が終息した後、それぞれの人生にも新たな変化が訪れる。
記憶を失ったジェギョンは、夫ミン・ソクド(クォン・ヘソン)の献身的な支えを受けながら静かな日々を送ることになった。一方、ジェソンは海外へ渡り、自身の子どもとジェギョンの子どもをともに育てながら、新たな人生を歩み始める。
ヨンホはチェソングループを専門経営人体制へ移行し、終わりの見えなかった後継者争いに終止符を打った。バングルはグループの中核人材として着実に成長し、ジュンヒョンはヨンホが設立したサッカー財団でユースチームのコーチとして新たなスタートを切る。さらに、バングルとの交際も順調に続き、幸せな日々を送っていた。
放送終盤では2年後の様子が描かれる。
ジュンヒョンはバングルとの仲睦まじい時間を過ごしていたが、2人のスキンシップを目にしたヨンホは猛反対し、ジュンヒョンを追い掛け回す。
逃げる途中、ジュンヒョンは「ITZY」のリュジンとぶつかってしまう。リュジンのサプライズ出演に続き、2人の魂が入れ替わるという予想外の展開が描かれた。
ジュンヒョンの体に入ったリュジンは、「ITZY」のダンスを披露しながら自分がリュジンであることを懸命にアピール。一方、リュジンの体に入ったジュンヒョンは、まさか2度目の魂チェンジに巻き込まれたことに深いため息をつき、正反対の状況に置かれた2人の姿がコミカルな笑いを誘った。
ハッピーエンドを迎えたかに見えた物語は、最後に思わぬどんでん返しを用意し、視聴者へ強い印象を残した。
「新入社員カン会長」は、突然サッカー選手ファン・ジュンヒョンの体で目を覚ましたチェソングループ会長カン・ヨンホの奮闘を描き、痛快なストーリー展開で人気を集めた。
新入社員となったヨンホは、長年の経験を生かして部署間の対立や飲み会文化など会社に残る古い慣習を変えていく一方、鋭い洞察力で後継者争いを繰り広げるジェギョンやジェソンに立ち向かい、毎回爽快な展開を届けた。
また、ソン・ヒョンジュが築き上げたカン・ヨンホという人物像を、イ・ジュニョンが違和感なく引き継ぎ、“若返ったカン・ヨンホ”を説得力たっぷりに演じたことも大きな見どころとなった。さらに、バングル役のイ・ジュミョン、ジェギョン役のチョン・ヘジン、ジェソン役のチン・グらも、それぞれの個性を生かしてチェソン家の人々を魅力的に描き、作品を支えた。
なお、最終回の全国世帯視聴率は13.6%(ニールセンコリア調べ)を記録し、自己最高視聴率を更新。初回の3.7%から右肩上がりで数字を伸ばし、有終の美を飾った。
WOW!Korea提供






